たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

透き水の 池は待ちども カメおらん

こんにちは、たかおです。

カメのためのビオトープ、カメトープ(いまだカメはいませんが)には1号池と2号池があります。

新年を迎えるにあたりに掃除しました。

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モミジと1号池

1号池の掃除 

1号池は比較的浅く、作ってからずっと掃除をしたことはなくほったらかし。

その結果、アオミドロが繁茂して落葉が水中に堆積しています。

今年も落葉シーズンが到来し、サクラに続きモミジが舞い散ります。

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これはこれで綺麗?

落ち葉対策とアオミドロ対策

1号池に新たに落ち葉が入らないようにシートと網を半分ずつかけてみました。

2週間シートを掛けて日光を遮断してアオミドロが枯れるのを期待します。

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左半分がブルーシート、右半分がネット

落ち葉とアオミドロをよける

シートやネットで落ち葉をキャッチできました。

周りの葉を拾ったり雑草を抜いてシートを外したあと、アオミドロや水中の落ち葉を拾いました。

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このブルーシート失敗でした。

めくるとドブの臭いがしました。

覆われた半分の水は腐ったようです。

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アオミドロは簡単には枯れませんでした。

ヤゴやエビの隠れ場所になるので、アオミドロを完全否定するわけではありません。

ただ、度を越えたかなと思っています。

また今度対策を考えたいと思います。

 

2号池の掃除

桜の下にある2号池には葉が落ち始めたころにネットを張りました。

でもちょっとした隙間から池に落ちてしまいました。

落ち葉拾い

この季節、池の中に手を突っ込んで落ち葉を拾うのは正直きついです。

ホームセンターで火バサミにシリコンゴムがついているのを見つけました。

1500円、ん~ちょっと高い。

100均の火バサミに滑止シートを巻いてみたところ、落ち葉を拾いやすくなりました。

拾えるだけ拾います。

葉にタニシやカワニナが付いているので一度タライに入れて洗って貝を落としてから葉を捨てます。

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2号池の上のサクラの葉は全部落ちていますが、1号池のモミジの葉が入らないように同じように2週間ネットを掛けました。

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ネット

こんな感じで池の水質も維持できています。

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寒さが戻った今日、池では薄い氷が張ってました。

ブルーシートのモミジには樹氷が!

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先週に続き冷たい記事を

お読み頂きありがとうございました。

 

少し早いですが、皆様よいお年をお迎えください。

 

nature-n.hatenablog.com

 

澄んだ水 生き物生かす 水源池

こんにちは、たかおです。

たかおのビオトープには、カメのためのビオトープ、カメトープ(いまだにカメはいませんが)があります。

そこに入れる水を採る水源池を作って約1年。

いくつか問題点が見えてきたので改善しました。

目次

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1年経っての問題点

①バッテリーを使い切ることがある

原因

雨天が続くと湧水量が増えて、吸っても吸っても水が次から次に入ってきて、ポンプの稼働時間が長くなる。

ポンプとバッテリーを直結しているので

最悪な場合はバッテリーが過放電となりダメになってしまいます。

実際に低電圧状態になり充電時にエラーが出ました。

 

②見た目がイマイチ

ということで改善します。

 

改善1 

ポンプの稼働時間を抑える

 

改善2

バッテリーの過放電を防ぐ

 

改善3

見た目を周囲に馴染ませる

 

それでは、やっていきます

(こんな寒い時に水の写真が出てきますので御覧頂ける方は暖かいところでお読み頂けますと幸いです)

 

最初に以前設置した物を外します。

 

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シートをめくるとサワガニが数匹、冬眠していました。


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ビルジポンプもすっかりお疲れですが大きなトラブルなく働いてくれます。フロートスイッチ内臓なのも嬉しいです。

 

改善1 ポンプの稼働時間を抑える

まずはポンプが1回で吸い出す水の量を減らします。

以前はプラ箱の容積が1回で吸い出す量でした。

今回は底に平ブロックを敷き、その上にポンプを囲むようにレンガを4つ置きました。

この空間の容積が今回、ポンプが1回で吸い出す量となります。以前の7割程度になりました。


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水は平ブロックやレンガ同士の隙間から染み込んできます。

次に水が貯まる貯水時間を延ばします。

貯水時間を稼ぐために水源池の隙間に石を入れます。

障害物を入れることで水の流速を下げて貯水時間を稼ぎます。

砂利など細かいほど効果は上がりますが目詰まりの心配もあるので握り拳ほどの石を入れました。


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改善2 バッテリーの過放電を防ぐ

最初の頃はポンプに流れる電流を抑えるために電流コントローラーを付けて8割程に抑えていました。

これだとポンプの仕事量も8割になり、同じ量の水を汲み上げるのに必要な時間は2割増しとなります。

ビルジポンプは連続運転は苦手のようなので電流コントローラーは途中から取り外してバッテリーとポンプを直結していました。

今回、過放電対策として、たかおの太陽光発電所用に最初に購入した低電圧保護機能がある、電菱の充放電コントローラを転用します。

これまではプルボックスの代用として100均のタッパーを代用していましたが紫外線で割と早くダメになります。

そこで、いもじろう (id:a0k1n12357)さんを参考にさせて頂き、未来工業のウオルボックスを使いました。

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改善3 周囲に馴染ませる

ただの自己満足です。

ウオルボックスを取り付ける木杭をいつものクレオソートで防食、着色しました。


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そして完成です。

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写真が分かり辛くごめんなさい。

左手にある水源池から右に向かって放水しています。

本来はカメトープにつながる右手のパイプに流し込みますが撮影用に外しました。

 

水源池のことしか考えていませんでしたので、写真で見るとバッテリーやパイプが全然馴染んでいないですね。

まぁまたの機会にしたいと思います。

 

おまけ1

作業が終わる頃、水路にカワニナベイビーの姿が。

どんどん増えて蛍飛〜ぷ、成功したらいいなぁ。

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おまけ2

水源池の脇にモミジの幼木があったのでポットに移植しました。

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お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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イモ野郎 待ちに待たされ 蜜のよう【半年かかる干し芋作り(後編)】

こんにちは、たかおです。

干し芋を作りたい(というか、たくさん食べたい)ということで、5月下旬にサツマイモ(紅はるか)の苗を植えて干し芋作りを始めました。

10月下旬に収穫してから1か月ほどが過ぎしっかりと気温も下がり、天候も安定してきたので、おいしい干し芋ができました。

 

干し芋の作り方は、人それぞれありますので、ご参考までにお願いします。

1 イモ野郎を洗ってふかす

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今回は圧力鍋でふかしました。

時間は20分程でしたが少しやりすぎた感じです。

 

2  皮を剥いて切る

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イモの皮は手でむけます。熱いので気をつけて。

包丁で厚さ8ミリ程度でスライスします。

3 日中は外で陽に当てて夜は家の中にしまう

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2日前から干してるやつを寄せて今回の分を押し込みました。

2日前のやつも十分うまいよ。

 

4 3を繰り返し、まだかまだかと待つ。

天候によって干し具合が変わります。大体5日が目安でしょうか。

 

5 ねっちりとした美味しい干し芋の完成

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これは隅っこを切ったものですが、色も味もよかったです。

家族にも大好評であっという間になくなってしまいますが、年内いっぱいは干し芋が食べれそうです。

 

私の子どもの頃は、祖母がよく作ってくれました。

当時は干しネットなどは無くザルにいれて干してました。

 

イモの種類が今とは違うと思いますが、その時の干し芋は少しくすんでいて、硬い記憶です。

それでも我慢できず干している最中から一つ二つとつまみ喰い、完成するころには随分と減っていました。

 

そんな私を祖母は笑って見てたのが思い出されます。

 

今回は初めての干し芋作りですが、たまたまいい芋が採れました。

ご近所さんの出来はイマイチだったよう。

うちのイモ畑がしばらく休んでいた場所だったのが幸いしたのかもしれません。

 

ということで来年は、この場所を休ませようと思います。

 

高校の地理の時間に習った三圃式農業。

農地を休ませるという発想に衝撃を受けたのを覚えています。

まぁ休ませるだけが三圃式ではないみたいですけど。

 

ただ休ませるのも何なんで。

 

先日イノシシに襲われた、かぶ島(かぶとー)1号、2号。

腐葉土らしくなった、かぶ島1号の腐ったチップを畑に混ぜ込み再来年に備えます。

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かぶ島1号ではカブトムシの幼虫は見つけられませんでした。イノシシに喰われたか、もともといなかったのか、どちらかはわかりません。

 

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なんだか良く分からない写真ですが、1輪車で10杯、腐ったチップを運び畑に投入しました。

 

来年のサツマイモ作りは、別の場所でやろうと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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プラムやスモモを剪定 来年に期待 

こんにちは、たかおです。

たかおのビオトープには私の父が植えてくれたプラムの木が3本あります。

植えてから10年以上経ちますけども、まともに収穫できたことがありません。

種類はよく分かりませんが1年で枝がたくさん出てきます。

こうした枝は切る方がいいみたいです。

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2年前には切りすぎたかなというぐらい剪定しました。

去年は何もしなかったので中には太い枝もあって今回切ることにしました。

収穫の際、梯子や脚立が要らないように木の高さを抑えようと思っています。

これまでは倉庫にあった剪定鋏を使っていましたが、切れ味があまり良くないので新しく購入しました。

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細い枝ならこれでパチンパチンと心地よい音で切れました。

1センチぐらいの枝になると握力のない私には大変なのでノコギリで切りました。

木が生きている限り多少間違えて切ってもまた枝は出てくるので、深く考えずに切りました。

剪定の基本的なことを父に教わっておけばよかったなぁと思います。

今はユーチューブを参考にしますが、やはり剪定は難しいものですね。

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切った枝を集めると結構な量になります。チップにしてかぶと・〜ぷのかぶ島(かぶとー)に再利用します。

 

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それから2週間後の今日、スモモの木も剪定しました。スモモは祖父が植えてくれたもので30年ほど経ちます。

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写真中央がスモモです。

先週来れなかったうちにイチョウの黄葉はピークを過ぎてしまったようで、とても残念です。

モミジの紅葉は今週あたりがピークでしょうか。

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スモモは枝がたくさん出てきます。

今日も作業時間があまりなく少しだけ剪定して終了しました。

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間違い探しのようでごめんなさい。

手前側だけスッキリしました。

残りは年内になんとかやっておきます。

これで来年の夏が待ち遠しいです。

農作業をするようになって知ったのですが、先代や先先代が植えたものをレガシーと呼ぶようです。

プラムやスモモといったレガシーをこれから上手に生かしていきたいと思います。

 

さて最近はいろいろなものが安く買えるようになりました。

私は、道具は手入れをして長く使いたいと考えています。

そこで,樹液などの汚れを取るクリーナーを購入しました。

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今回使用した刃物にクリーナーをかけます。

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すると樹液が浮き上がってきます。

それをボロ布で拭き取って終了です。簡単です。

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ナタは樹液ではなく錆です。樹液はしっかり取れました。

 

来年の夏にはプラムやスモモに実が付くことに期待して、木の気の向くままに、ほったらかしで。

 

お読みいただきありがとうございました。