こんにちは、たかおです。
今回はDIYで屋根付きの休憩場所を作り始めたという話です。
カメのためのビオトープ(いまだカメはいませんが)の1号池、2号池を農作業の休憩がてら突っ立って池の様子を見ることが多いです。そちらはスペースも少ないうえ道路も近く、たまにとおる通行人が気になりました。
現在製作中の新しいカメ池、カメトープ.Zと倉庫の間に、池の様子を見ながら休める休憩スペースを作ってみようと思いつきました。
休憩場所は自分なりに快適な空間にしたいと思います(できるかは分かりませんが)。
倉庫のペンキ塗り
倉庫は、祖父が業者さんに頼んで作ってもらったもので鉄骨とトタン で作られています。私の記憶では築40年程度。その後、父が窓?をつけていました。屋根は十分に錆びていて雨漏りはしないものの、サビ汁で横のトタン に色がついています。最初に横のトタン を塗ることにしました。
材料と道具
トタンの汚れを取るのに金属ブラシと保護メガネ、ペンキを塗るのにゴム手袋と刷毛と脚立を用意しました。刷毛と脚立以外は100均です。刷毛はホームセンターの少し300円のもので使い古しです。
都会にあるお洒落なカフェをイメージして艶消しのブラックブラウン色のペンキを購入しました。久しぶりにホームセンターのペンキコーナーに行きましたが艶消し(マッド)の種類が増えた印象を感じました。
脚立に登って塗って、降りて脚立を動かして、を繰り返して大変ですが安全第一で少しづつ塗ります。
取り付ける屋根より上になるところだけ塗ってペンキ塗り完了です。
明かり取り
トタン が一枚剥がれている箇所を活かして、上段のもう1枚剥がして倉庫の明かり取りにします。電気がないので倉庫内の作業で日光はありがたいです(写真奥の小さい穴は強風で吹き飛んでそのままに)。
トタン を剥がしたところは、茶色のポリカ波板をはめ込むつもりです。
枠組みを作る
休憩場所の構造ですが以前作った薪棚を参考にします。薪棚を作って3年ほど経ちますが、大きな問題が発生しておらず私には珍しい成功事例です。
nature-n.hatenablog.com
倉庫に眠っていたポリカ波板と単管を使います。単管は4.5mが3本、2.5mが2本、2mが1本、1mが4本です。たかおの太陽光発電所を解体した際に不要になったものもあります。長尺物は買って持ってくるのが大変そうだから、極力切らずに長いまま使おうと考えました。
仮で枠を組んでみると軒が深く格好よくなりそうです。池側に1mの単管で柱を建てます。
基礎の設置
薪棚は薪の重さがかかるので基礎はコンクリート平板の上にプレートを付けた単管を直置きしただけでした。今回はそのようなおもりな無いので、単管用のコンクリート製の基礎ブロックを4つホームセンターで購入しました。1つ1,500円以上しましたが、大事なところなので致し方ありません。
柱を垂直に立てたいので基礎の下に砂利を敷いて垂直になるように微調整しました。
仮組を進めて行くと問題が発生します。
軒が長い枠組みの設計に無理があったようで倉庫から離れる方向に力がかかってしまい仮組で基礎が耐えられず倒れてしまいます。3回やってもやっぱり倒れてしまいます。なんとか頑張って運よく完成したとしても強風でぶっ飛ぶかも、なんて予感がしたので迷わず計画変更します。
軒を短縮しますが、軒下に池の一部を入れることは譲れない。ほんの少しだけも入るようにする代わりに、長い単管を切ることにしました。単管の切断は、マキタの電動レシプロソー(のこぎり)で行ました。元々は伐採した樹木の解体用に購入したのですが、刃を変えれば単管も簡単に切れました。とても重宝しています。
基礎はより頑丈になるように穴を掘って埋めることにしました。
プロが建てた倉庫に頼る
さらに強固にするためにプロが建てた倉庫と枠組みを繋げて頼ることにしました。これで屋根が重みで倉庫から離れそうとする力にも余裕で耐えられるようになりました。これも単管を切って作りましたが、電動レシプロソーが重宝しました。
枠組みを組んでいると安心感がまるで違いました。これで枠組みは完成です。
枠組みのペンキ塗り
単管の枠組みをトタン と同じペンキで塗ります。単管は亜鉛メッキされていて新しいメッキではペンキが綺麗にのりません。亜鉛メッキの塗装の前段階で、「非鉄金属への塗装前に」圧着スプレーをしました。やはりペンキがのりにくいクランプにもスプレーして、余裕をみて2時間ほどして塗装しました。
塗装が完了しました。
屋根を張る前に
周りには色づき始めたイチョウがあります。屋根を張る前に近くのイチョウを伐採することにします。池づくりの作業上も遅かれ早かれ切ろうと思っていました。高枝ノコギリで枝を落としてマキタレシプロソーで解体です。
落とした太い枝が倉庫の屋根に落ちてしまいました。休憩所の屋根を張る前でよかったです。今回は時間の都合でここで終了です。次回、この枝を撤去してから休憩所の屋根を張ろうと思います。
お読みいただきありがとうございました。