たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

たかおのビオトープ 第3弾 その名も・・・

 こんにちは、たかおです。

 

 たかおのビオトープでは、カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)と、木を蹴るとカブトムシやクワガタがぼとぼと落ちてくる雑木林、かぶと・~ぷ(まだ、カブトムシの幼虫しかいませんが)を作っています。両方とも未完でお恥ずかしいところではございますが、たかおのビオトープに3つ目のビオトープを作ろうと思います。

 

 これまで以上に自信はありませんが、なんとなく思いついちゃったんで。

 

 まぁ失敗しても誰にも迷惑かかりませんし、

 成功するには時間がかかるとは思いますが、

 蛍が舞う水路、蛍飛~ぷ

 を作ろうと思います。

 

 1 蛍飛~ぷの目標

   ・2025年にゲンジボタルが舞う

 蛍は1年で卵から成虫になるようです。5年やればなんとかなるかなぁという感じで2025年を目標に設定してみました。5年やってダメなら別の生き物トープにするかもしれません。まぁ、小さな一歩を踏み出そうと思います。 

 

 実は、たかおのビオトープから1㎞ほどのところに蛍が湧く隠れた小さなスポットがあります。エサとなるカワニナも歩いて数分の場所から拾ってきてカメトープに入れたものを増やしていこうと思います。

 

 もう30年以上の前なんですが、当時、実家(たかおのビオトープから徒歩1分)に住んでいた頃、一度だけ、夏の夜に家の中で光る蛍に驚かされたことがありました。もしかしたら、カブトムシやモリアオガエルが勝手に卵を産んでくれたように、蛍が勝手に飛んできて卵を産むかもしれないので、3年くらいはそんなところにほんの少しだけ期待しながら様子を見たいと思います。

 2 場所

  ・1年を通して半日、日陰

  ・風通しは良くない

  ・人工の明かりはほぼ無い

 

 蛍飛~ぷの場所は、カメトープの新しい水源からつながる小さな水路です。幅10センチのコンクリート製のU字溝で長さは約15m。東・南側に石垣、常緑樹があるので、1年通して午前は日陰、午後少し陽が当たる程度で風通しは悪いです。

 

 また、すぐ横(西側)では、”かぶと・~ぷ”の雑木林を作っています。

 

 クヌギは今のところ小さいですが木の成長に伴い数年したら陽当りと風通しは更に悪くなると思われます。

 

 人家も道路も少し離れているので照明などの明かりはありません。蛍にとっては電気の明かりが届かない暗い場所がいいようです。

 

 水路の狭さが少し気になりますが、ここでやってみようと思います。

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手前から奥に向かって山から染み出た水がちょろちょろ流れます。落ち葉で水路がいっぱいになることもあります。

 3 水路の掃除

 まずは水の流れが悪く、水路が雑草に囲まれているので掃除をしました。といっても完全に綺麗にするわけではなく、水の流れが戻る程度に水路内の落ち葉を拾って、周りの雑草を抜きました。水路の底の泥とかある程度の落ち葉はそのままです。

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掃除した後、水が流れていきます。(←当たり前)

4 カワニナ 10匹投入

  掃除した後に早速カワニナを大小合わせて10匹投入しました。カメトープ1号池からの引っ越しです。

 1号池に入れた記憶のない小さなカワニナは、1号池で生まれたものだと思われます。

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 時間の都合で10匹しか引越しできませんでした。

 これから少しづつ、カメトープから蛍飛~ぷへ、カワニナを入れていこうと思います。

 しばらくの間は、蛍飛~ぷ(まだ、カワニナしかいませんが)です。(汗)

 

 そのうちに気が向いたときに

 タニシが好きな葉っぱは何だろう⁉実験 

                     の続編、

  カワニナが好きな葉っぱは何だろう⁉実験

                     をやれたらいいなぁと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

太陽光発電所に電流計を設置してみました

  こんにちは、たかおです。

 

 カメトープ2号池で今年初めてツチガエルが見れました。1号池から来たのか2号池で冬眠から覚めたのかは分かりませんが動きがゆっくりで近づいても逃げません。

 1号池から来た可能性は低そうです・・・

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蚊をいっぱい食べてくれ~

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)や、かぶと・~ぷ(まだ、カブトムシの幼虫しかいませんが)といった、たかおのビオトープには水道も電気もありません。カメトープに必要な電力を確保したくて、たかおの太陽光発電所では30Wパネルを2枚設置しています。

 関連記事はこちらです。

nature-n.hatenablog.com

nature-n.hatenablog.com

 

 もともと、山に囲まれ日照時間が短い場所なので、どのくらい発電できているのか気になっていました。そこで電流計を付けてみることにしました。

 

 電流計の選定

 電流計はデジタルとアナログの2種類がありますが、パッと見で分かるアナログが自分好みです。アナログ式でお手頃なものを見つけて早速注文しました。単価が600円と安価であったため送料無料となるように規模を拡張した場合に使いそうなものをいくつかまとめて注文しました。

 

 電流計の接続

 電流計に触れるのは中学生以来。電流計の接続方法は直列つなぎ、電圧計はちなみに並列つなぎです。そんな基本的なことの記憶もすっかりありませんでした。

 

とりあえず、箱を作って電流計を付けてみました。

下手で恥ずかしいですけど電気が流れれば問題なしということで。

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電流計を付ける箱を作って箱ごと固定しました。箱の材料はほぼダイソーです。よくよく見ると雨で濡れそう。もう少し左に移動しておいた方がよさそうですね。

 

晴天時の真昼間

 

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パネルの発電電流は両方ともカタログ並みで安心。大きな違いはありませんでした。

設置角度も水平に近いですが問題は無そうです。

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だいたい1.75A

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電流計に説明書は付属していないので、接続を間違えると針は逆に振れる(左側)

 

電流計の規格

 発電量から3A用の電流計を注文したのですが、誤って交流用の3Aを注文していました。将来用にと直流用の5Aを注文してあったので今回はそれを使用しました。

 

電流計を付けて良かったこと 

曇りや夕方の発電量が低いのは当然ですが、それが目に見えて分かることが良かったです。

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晴天時の午後3時過ぎの発電量。2枚の大きな差はない。



 

 

 

かぶ島(かぶとー)に獣?

こんにちは、たかおです。

カメためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)では、最近は気温も上がり、陽当りの良いカメトープ1号池の中は賑やかになってきました。

 

ヌマエビが水面に浮かんできて私が覗き込むとピュピュッと水中に入っていきます。

 

よく見ると水中でワセワセとアオミドロを食べているようです。遠慮せず、たくさん食べてたくさん増えてね。

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 幼少期に憧れた、蹴ると上からカブトムシやクワガタがボトボト落ちてくる雑木林、”かぶと・~ぷ”(まだ、カブトムシの幼虫しかいませんが)を作っています。成功するか分かりませんが、のんびりやっています。

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クヌギの新芽が出てきました。このあと枯れ葉が落ちて葉っぱの世代交代です。

 ”かぶと・~ぷ”についてはこちらをどうぞ。

nature-n.hatenablog.com

 

 かぶと・~ぷの中にカブトムシの産卵場所となるように、剪定した枝などをチッパーで粉砕したチップを山にして、かぶ島(かぶとー)を作りました。1号は1年前、2号は1か月前に完成しました。

 

 かぶ島(かぶとー)についてはこちらをどうぞ。

nature-n.hatenablog.com

 

 かぶ島1号に何かの足跡を発見しました。写真を撮ってみたものの、判り難いのですが、小さなイノシシの足跡のような気がします。

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落ち葉と重なってしまいました。軽く掘れているように見えるのが足跡です(たぶん)。

 イノシシだったらいやだなぁと思いながら、私が狩猟免許をとるよりもずっと前に、山でたまたま御一緒したおじいさんの話を思い出しました。

 

 「イノシシはミミズなんて食わん。ミミズなんか食っても腹の足しにならんからカブトムシの幼虫みたいなデカいヤツを食うんだ。で、イノシシがワナにかかってもすぐには殺さずに1週間くらいヌカを食わすんだよ。そうすると肉の臭みが取れるんだよ。それで皆がうまい、うまいといって喜んでくれる。」と(真偽は不明)。

 今思えば狩猟の先生のような人でした。

 

 また、狩猟免許(ワナ)講習の講師の話も思い出しました。

 「イノシシはああ見えて警戒心が強い。ワナを仕掛ける時は人間の臭いを消すように工夫しないと掛からない。」と。

 

 足跡の主は、イノシシか何かよくわかりませんが、いずれにしても足跡の主を捕まえるつもりは毛頭なく、足跡の主から、かぶ島(カブトー)のカブトムシの幼虫を守りさえできればいいわけです。そして、費用も労力も最小限でやりたいところです。

 

 ということで倉庫にあった農業用繊維ネットを被せて石で重しをすることにしました。簡単に外すことができますが警戒心の強いイノシシは不用意に近寄らないだろうと希望的観測です。

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網の目の大きさも色もまちまちですけど。効果に違いが出るかも!? 

まぁあるものでお試しです。

しばらくこれで様子を見たいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

カメトープの水をキレイにする。排水編

こんにちは、たかおです。

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)の上には2本の桜が覆い被さっています。種類が違うことに今回初めて気がつきました。母に聞くと祖父が増えたもので、よくわからんけど山桜と八重桜じゃないの?というので、そういうことにしておきます。

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山桜が散った後に満開になった八重桜

ついにカメトープ1号池の中に冬眠から覚めたツチガエルが。。。

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水中に今年初となるツチガエル発見。蚊をたくさん食べてたくさん卵を産んでおくれ。

 

 カメトープの水をキレイにするといいうことで、注水編に続き、今回は排水編です。

 排水編では3つの方法を紹介したいと思います。

1 スーパーサイフォンで2号池の底にたまった落ち葉もろとも排水する。

 2号池の底にたまった落ち葉を拾おうとタモを入れると汚れを巻き上げてしまうのでVU50(塩ビパイプ)を使用したサーパーサイフォンで池の底の落ち葉と汚れもろとも吸い出します。

  やはり生き物も一緒に吸い込んでしまう可能性もあるので、バケツで受けることにしました。結果、タニシ10匹程、救出できました。

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池の底はやっぱり汚いですね。

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前回は水を変えるために8割程度の水を抜きましたが、今回は2割程に抑えて中段の落ち葉を拾うことにしました。バケツ一杯ほどありました。

 これまでは水替えの際に雨水タンクの水を入れてましたが、腐っているみたいであまり水替えの意味がないかなと思い、時間はかかりますが新しい水源からの水を少しずつ池底注水していきした。

スーパーサイフォンについてはこちらをご覧ください。

nature-n.hatenablog.com

 

 

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水替え後です。わりとキレイ?(自我自賛)。

2 置きっぱなしサイフォンでカメトープの水を排水&利用

 これまでは水替えをする場合、その都度、サーパーサイフォンやゴムホースサイフォンをセットしていました。これが正直面倒で水が汚れても、なかなか水替えができません(やりません)でした。

 で、今回、これを改善しちゃいます。

 VP13の塩ビパイプとゴムホースと排水コックを使って高低差を利用したサイフォンにします。VP13を2号池の池底に挿して、排水コックを駐車場側にして置きっぱなしに。

 これまで雨水タンクの水を使用していた場面でこのサイフォンを使用すれば勝手に排水されることになります。コックで自由自在に排水ができます。使用する水が汚くてもいいような、例えば鍬を洗うとかそういった場合にはよさそうです。

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高低差を利用したサイフォンを置きっぱに。カメトープの水を使うことで排水も兼ねることができます。VP13はゴムホースに差し込んであるだけなので、接続部は水中に入れて空気が入らないようにしています。

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キレイそうに見えても池底の方からは汚い水が出てきます。コックを池の水面より低くしておけば空気は入らないはず。もし、空気が入ってサイフォンが機能しなくなっても雨水タンクからのホース(写真左側)と接続すればすぐにサイフォンを復活できます。

3 水中掃除機を開発(単なる思いつき)

 スーパーサイフォンが届かないところには、置きっぱなしサイフォンを水中掃除機にして石の隙間など掃除ができます。

 ってただ、排水しながらVP13の口を移動するだけですけど。たまにタニシが詰まります。終わったら池底に戻して置きっぱなし。

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追記

 注水編で上手くできなかった池底からの注水は、注水量が増えたら何もせずどうにかなりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。