たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

大寒の 静かな山に 来てメジロ

こんにちは、たかおです。

たかおのビオトープのこの季節は生き物が冬眠中で静かなものです。

隣にはミカン畑がありますが、作っていたおじいさんが昨年お亡くなりなられてから放置されています。

すると、木に残ったミカンを食べに野鳥が来ていることに気づきました。

トレイルカメラを使って野鳥を撮影したいと思います。

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2代目のトレイルカメラを100均の万能ベルトでイチョウにくくりつけて、餌のミカンをイチョウにぶっ挿してメジロが来るのを待ちます。

といっても、人がいると鳥はなかなか来ないので、このまましばらく放置します。

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アングルが心配でもやってみる オレンジ色はミカンを半切りしたもの

 

子どもの頃、メジロとりをしたことがありました。

私が住む地方ではメジロをとる方法は2つありました。

 

ひとつは竹で作られた鳥カゴを使う方法です。

エサや、おとりになるメジロを鳥カゴに入れて、メジロをおびき寄せます。

入口は上下に閉まる構造で、入口の戸を小枝で支えて開けておきます。

寄ってきたメジロが鳥カゴの中に入る時に、その小枝に載ると重みで小枝が動いて外れ入口が閉まり、メジロが鳥カゴに中に閉じ込められるという算段です。

この方法で重要なのが支える小枝です。

小枝の形や大きさがポイントで、がっつり安定していると、メジロがのってもびくともせず入口も閉まらず、カゴからメジロが出るときでさえ乗ってもやはり閉まらず、残念な結果となることもあります。

また軽すぎて不安定な形の小枝だと、ちょっとした風で小枝が外れて入口が閉まることもあります。

鳥カゴは値段が高いので子どもの小遣いではとても買えず、この方法は僕の中では憧れでした。

 

もう一つの方法は鳥モチを使う方法です。

当時、鳥モチは確か1缶500円ぐらいでした。

小遣いをためて近所の駄菓子屋で鳥モチを買いました。(なぜか駄菓子屋で売っていました。残念ながら今はこの駄菓子屋はありません。)

この方法のポイントは、メジロがやってきそうな木を見つけることです。

そんなメジロが来そうな木に餌を置きます。

メジロがそれを食べる時に足を置きそうな場所に鳥モチを巻いた枝を置きます。

メジロが鳥モチに足を乗せるとくっついて捕れるという方法です。

メジロが暴れると羽毛が鳥モチにくっついて、羽毛が取れてしまう難点があります。

 

子どもの頃、遊びで今の時期にやっていました。

かつてインコを飼っていたカゴに、捕まえたメジロを飼ったこともありました。

メジロを家で飼っていると運動不足か分かりませんが、だんだんと太ってくるので春が近づくころには野に帰していました。

 

今は厳しく保護されていて捕獲はできないようです。

 

そんなわけでメジロ観察をしてみたいと思います。

 

撮影がうまくできたら報告したいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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