たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

カメトープの水をキレイにする。注水編

こんにちは!たかおです。

 春の暖かい雨が降るようになってきましたね。たかおのビオトープは静かで、生き物の気配はまだ感じられませんが、そろそろ冬眠している生き物も起きだす頃でしょうか?

 梅の仲間のスモモが咲き始めて3分咲きくらい。桃の仲間はまだつぼみです。

f:id:nature-n:20210314165359j:plain

たかおの太陽光発電所脇のスモモの花が3分咲き。スモモといっても梅の仲間。今年も実がつくのが楽しみです、ほったらかしですけど。時間ができたらやり方を調べて手入れをしたいと思っています。

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだカメはいませんが)の2号池は水替えしてもなかなかキレイにならないので、カメトープ全体の水循環を根本的に見直して、ほったらかしでも水替え不要となるような水質にできたらいいなぁと思います。とりあえずやってみようと思います。

 

池の状況を簡単にいうと・・・

  カメトープには1号池、2号池がある

 水源からまず1号池に注水する

 1号池をオーバーフローした水が連絡水路を通って2号池に入る

 2号池の排水口はなく、2号池の遮水シートの縁端で地中に浸透する

 その場所が連絡水路側の水深0地帯となっている

 2号池の深い所(水深80㎝)の水は、ほぼ完全滞留している

 水道がないので雨水タンクに貯水し利用する

f:id:nature-n:20210314181951j:plain

カメトープです。手前が1号池、奥が2号池。その間の左側にある小石が並んでいるのが連絡水路(1号池から2号池へ流れます)。2号池の水面手前側の縁端から地中に浸透する。

右側のパイプは試行でやってみたものです。

f:id:nature-n:20210320215736j:plain

カメトープを斜め上から見た絵。連絡水路はこんなに長いです。

f:id:nature-n:20210320215410j:plain

カメトープを横から見た絵。紫の線は。遮水シート、プールライナー

 

水が汚い原因を考える

水が汚い原因をピックアップしてみます。すると・・・

 水の循環がほぼない。とくに2号池は最悪

 水替えをしても入れ替える水が雨水タンクで貯留した古い雨水

 大量の落ち葉が拾いきれず池の中で腐敗している

といったところでしょうか。

f:id:nature-n:20201203220210j:plain

前回の水替え直後の2号池。全然キレイにならない。これでは今いる生き物もかわいそう。

 その時の記録はこちらです。

nature-n.hatenablog.com

 

今回は注水に関して2点改善します

1 フレッシュな雨水を1号池、2号池に注水する

 水替えの水が古い雨水で、それが腐っているとしたら水替えの意味がないとようやく気づきました。降ったばかりの雨水ならきっと酸素もたくさん含んでいるんじゃないかと思い、雨水タンクに入る前に、1号池、2号池に注水するようにしました。雨が降れば、基本、ほったらかしで実行されます。

f:id:nature-n:20210314193231j:plain

樋から雨水タンクに入る前に分岐させて池に導水します。紐についているキャップで栓をすれば雨水タンクに貯水もできる(はず)。

f:id:nature-n:20210314194153j:plain

以前はタンクが満水になったら雨水が溢れ無駄になっていました。今回はタンクの満水の水位より低い高さで、水位メーターにオーバーフロー管を付けて、そこからの水を1号池、2号池に入れるようにしました。でもこの場合って、注水される水は降ったばかりの雨水ではないことに、書きながら気づいてしましました。降雨時の様子を見ようと思います。

2 新しい水源からの水を1号池、2号池に直接注水する

 おかげさまで新しい水源からの水が順調です。ビルジポンプも順調です。太陽光発電は・・・、それは近いうちに。

 

 ということですが、なんとか、以前より注水量を増やすことができています。そこで、これまでの水の流れを変更して1号池、2号池にそれぞれに直接注水します。

 1号池は以前と同じですが2号池にも直接注水します。しかも、池底から水面に向けてです。これで、池の中で上下の流れが出来て循環が改善されると期待しました。

f:id:nature-n:20210314200135j:plain

試行の結果です。水替えはしていませんが水がキレイになっていました。久しぶりに池の深い所が見えました。

 試行のルート(反時計回り)では砂利を避けるなど配管作業が大変なので、時計回りに配管して、注水する縦のパイプも真ん中でなく、かどっこに変更します。

f:id:nature-n:20210314201308j:plain

カメトープを時計回りにVP25で配管しました。接着剤は使用していません。つなぎ目から水漏れがないか確認してから埋めます。埋めるのは数週間先かな。

f:id:nature-n:20210314201706j:plain

注水するパイプ(13mm)を角っこに移動。注水が池底になり、ちゃんと注水されているか確認できるよう透明のホースを途中(黒テープの間)に入れて見えるようにしました。

と、ここで問題発生。1号池の注水はできるのに、2号池のパイプには水が流れません。空中の曲がりのところでパイプを外すと水が流れます。

 再び繋いでもやっぱり水は流れません。管内の空気が悪さをしている様です。

 

残念ながら今週の作業は、ここで時間終了となってしまいました。

 

池底からの注水は完成できませんでしたが、とりあえず、曲がりのところでパイプを外して2号池に直接注水するようにしておき、また、来週に仕上げたいです。

  池底からの注水はどうにか解決できれば、今後の排水編で報告できればと思います。

 

 中途半端な形となりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。