たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

アジサイとカタツムリで・・・マイマイトープ

こんにちは、たかおです。

梅雨入りしても天気も安定していて日中は夏本番を感じさせる日もありますね。

夏を前に、たかおのビオトープにあるスモモの実も熟れてきました。

雨が続くと実が爆ぜてしまうので良さそうなものを収穫しました。

母によると仲のよい近所のおばさんたちにも採らせているとのこと。

どうぞどうぞ、落ちる前に採ってってください。

僕は生で皮ごと食べるのが好きですが、ジャムにするらしい。

それはそれは、楽しみに待たせて頂きます、って違うか。

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スモモが一気に熟れてきます。無農薬、無消毒、無肥料の手抜きスモモ

今回は、新しいビオトープ作りに挑戦したいと思います。

新しいビオトープは、カタツムリの住み処、マイマイトープ、です。

梅雨時の鬱陶しい気分を少しだけ晴らしてくれるアジサイとカタツムリの写真が撮れたらいいなぁと思います。

 

1  マイマイトープの場所

 もともと小屋があったところで、地面を掘り込んでいたところなので日当たりも悪くジメジメとしているうえに南側にはスモモの木があり、なお一層乾燥しない場所となっています。

掘りこんだ面にはコンクリートを積んだ石垣のようなものがあります。

タツムリは殻を強くするためにコンクリート(カルシウム分)を食べるようです。

スモモの木の下には挿し木から苗を作って植えたアジサイが大きくなり花が咲くようになりました。

アジサイは強くほとんど手を掛けずに挿し木から3年程でここまで育ちました。

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スモモの影に入るアジサイ

 

2 アジサイの苗作り

 3年前に敷地の隅にあるアジサイを剪定して、それを挿し木して苗を作りました。その時の写真が見つからないので残念ですが、また今年も時期(アジサイの花が終わる頃)が来たらやろうと思いますのでその時に紹介できたらと思います。

 

3 最近目にしなかったカタツムリ

この時期、雨と日光とで雑草の勢いが止まりませんから草むしりが追いつきません。

とはいっても道路脇は迷惑を掛けない程度にきれいにしたいので、むしりました。

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草が小さいうちに取ってしまおう!

 すると、カタツムリを発見!!

晴天の昼間のせいか石に張り付いて殻の中に閉じこもっていました。

タツムリは夜行性のようです。

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高さがあるカタツムリです。久しぶりに見つけました。

種類はよくわかりません。

調べてみると・・・

2センチ程度で右巻きのスジなしで殻が丸い。

こんな感じは

ウスカワマイマイ

という種類になるのでしょうか?自信がありませんが・・・

大きいものはいなくて、中小合わせて10匹くらいになりました。

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この後、マイマイトープに放しました。

気に入ってくれるといいんですけど。

4 マイマイトープの今後について

薪棚の屋根から雨水を貯めるタンクを近くに置いてあるので、昨年の様な日照りがあれば散水できるように貯水しておこうと思います。

また、実のところカタツムリはアジサイの葉っぱは食べないようなのでエサとなる雑草を残しておこうと思います。

草刈り作業などで見つけたカタツムリやその他の巻貝も、マイマイトープに移動させようと思います。

果実も食べるようなので落ちたスモモもいいかなぁと思っています。

 

タツムリには怖い菌がいるので、触った後はしっかりと手洗いをお願いします。

見つけたら触らずにそっと見るのがいいかもですね。

 

お読み頂きありがとうございました。

カメトープ2号池にアオコが発生しました②(エアポンプ導入も・・・)

こんにちは、たかおです。

 

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)に先日、アオコが発生しました。

 

その時の様子はこちらをご覧ください。

nature-n.hatenablog.com

 

1 アオコが消えた

 先日、利用している雨水が通過してくる雨樋を掃除したわけですが、その掃除の効果か、気温が下がったためか理由はわかりませんが、1週間後に池を見に行った時にはアオコは解消されておりました。

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アオコが消えた、よかった、でも、これから心配

2 アオコとアオミドロ

 同じように緑色で嫌われているものにアオミドロがありますが、そちらはエビや貝のエサや棲み処になったり、光合成だったりと、メリットも少なからず感じているので1号池では自然に任せて繁茂させています。

 

 しかし、アオコはデメリットしかないようです。梅雨明け後の夏本番でのアオコの大発生が心配なので今のうちに手をうっていこうと思います。

 

3 対策・その2

 アオコの対策はいろいろあるみたいですが、”いつかは”と思っていたエアポンプを導入することにしました!!

 

 カメトープには電源がないので太陽光発電で充電したバッテリー(12V)を使用することにします。

 

 この雨の多い時期には新しい古い水源だけでなんとか水が確保できるので、新しい水源で汲み上げに使用しているバッテリーを流用することにしました。

 

 エアポンプの種類についてまったくの素人なので調べてみると、屋外用・直流を条件にすると釣船のイケス用とかで使うようなものが候補に挙がってきました。故障しなそうなものをチョイスしてみました。

 

 とりあえず仮でセットして投入してみます。
 

 いい年してですが、初めてってどきどき、ワクワクしますね。

 

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黒いのがバッテリーで横の緑色の小さいのがエアポンプ。そこから6㎜のホース、ホースの先にエアストンを付けてあります。

左側の塩ビパイプは注水用と排水用(水中掃除機)です。

そしていよいよ、スイッチ、オン!!

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結構なエアの量で満足。これで水の循環と溶存酸素の増加が期待されます。

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数時間後ですが、なんとなくキレイになった気がします。

水面の気泡も気になります。なんだろう?


4 安心できたたのも束の間!!

  今回作業したのが土曜日でした。そして、バッテリーがどの程度持つか知りたかったのもあり、そのまま付けっぱなしで帰宅しました。

 

 翌日の夕方、母から電話が入り、「ちょっとうるさくない?」の一言が。

 

 これまで、いろいろと思い付きでやってきましたが、人様には迷惑をかけないのが大前提です。クルマで30分かけて向かいました。

 

 音の大きさは設置した時と変わらず。許容の範囲かとも思いますが、夜になると隣の人は気になるかもですね。これからの季節、窓を開けて寝ることもあるでしょうし。

 

 バッテリーのインジデーターは「要充電」の赤。24時間が限界でしょうか。

 

 ひとまず撤収させることにしました。

 

 アオコが大発生する前に対策をしてなんとか稼働せたいと思います。

 

 お読み頂きありがとうございました。

 

半年かかる干し芋作り(前編)

こんにちは、たかおです。

 

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)の横に空いているスペースがあり、もとは父が野菜を作っていたところですが私は特段何もせず、草ぼうぼうにして年に1,2回、除草するといった場所でした。

 

 昨年、近所のおばあちゃんから頂いたサツマイモを母が干し芋にしたら、子ども達が喜んで食べ、それを聞いた母も喜び、干し芋は買うと意外と高いということで妻も喜んでおりました。

 

 今年ももらえばいいと最初言っていた母が、”サツマイモ作ってみる?”と言い出してしまいました。小学生の時に学校農園?でやった以来のイモづくりです。

 

 ということで、干し芋を作りといっても畑からとなります。なので、干し芋が完成するまで半年程度かかりそう。

あぁでも成功するかは分かりません💦

 

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イモ畑にするところです。奥に見えるのがカメトープです。

 周辺は山からの崩積地で養分が少ない土壌です。サツマイモなら何とかなるかなぁという感じです。

 

1 畝作り

 クワで固くなった土地を掘り起こし、ジョレンを使って畝を作ります。

 

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作業の途中、何度かミミズが出てきました。

畝を3列作りました。この状態で次の作業まで放置しました。

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ミミズのせいで畝がくねっと曲がってしまいました

2 配合肥料投入

 畝を作った後に梅雨入りしてしまい、雨の日は作業できませんというか、やりたくないのもあって、3週間ほど空いてしまいました。

 梅雨の切れ間の週末に苗を植えることになりました。

 サツマイモの種類はいくつもあるようですが、干し芋には、「紅はるか」が良いみたい。しかも去年、お芋を頂いたおばあちゃんから、今回、配合肥料と自作の苗(紅はるか)を頂き、さらに植え方までご指導いただきました。

 

まずは配合肥料です。

畝を作るときに合わせてやればよかったと言われましたが、そんなことは知る由もありません。

ということで、畝の真ん中を切り開き配合肥料をまいて、上から土を掛けます。

気持ち深めに掘ります。しばらく時間が経ってから伸びた根に効くようです。

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畝の真ん中を掘り返します。配合飼料の入れます。量は適当の目分量。

 

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 土をかけて畝を直します。この際、畝の肩の部分を手で軽く押さえてやって、畝が風雨で崩れるのを防ぎます。

 

3 植え付け

写真を撮り忘れましたので少し細かく書いておきます。

 

① まず、苗の(葉側の)先端が切られているか確認。

 切られていない場合は切る、これにより根が伸びやすくなるとのこと。

 市販の苗は切られてないものもあるようです。

 

②苗を1列に置いていく。

 畝ごとで向き(葉と根)を揃えて1列にあまり間隔を空けずにおいていく

 さらに畝1列ごとに反対向きになるようにします。 

 何か理由がありそうです。(聞き忘れました)

 イメージです↓↓↓ 

  根側 ー< 葉側

 ー< ー< ー< ー< ー< ー< ー< 

>ー >ー >ー >ー >ー >ー >ー 

ー< ー< ー< ー< ー< ー< ー< 

 

③畝に指で線をいれて、根側は少し深めにして土にしっかり差すように植える。

 苗の角度は20度くらいでしょうか。

 葉の向きは下でも横でも特に気にしなくてよいらしい。

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1列に10本 計30本の植え付けが完了しました。

あとはイモが育つのを待ちながらイノシシ対策を考えていこと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

カワニナが好きな葉っぱ何だろう⁉実験

こんにちは、たかおです。

 たかおのビオトープには小さな水路があります。そこに蛍が舞ったら素敵だなぁということで、蛍が舞う水路、蛍飛~ぷ(まだ、カワニナしかいませんが)作りに挑戦しています。

 

      蛍飛~ぷについてはこちらをどうぞ

nature-n.hatenablog.com

 

最初に蛍の幼虫のエサになるカワニナを繁殖させたいなぁと思います。

 

そこでカワニナは何の葉っぱが好きか実験をやってみようと思います。

 

以前、同様の実験をカメトープのタニシでやりました。その時は、桜、イチョウ、モミジ、小枝で比べた結果、桜の葉となりました。その時の記録はこちらをどうぞ。

 

nature-n.hatenablog.com

 

 カワニナのお気に入りの葉っぱを蛍飛~ぷに入れれば、喜んで繁殖してくれるのではないかという魂胆です。

 

1 葉っぱの候補

 今回、実験で使用する葉は、カワニナが一番好きな葉っぱということではありますが、近くで簡単に大量に手に入る葉のうち、落葉樹の柔らかそうな若葉を選んでみました。

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左からカキ、クヌギイチョウ、モミジ、ケイオウ桜、ホウバ、クリの7種の若葉

 

2 実験に使うカワニナ

 すでに前回入れた10匹のカワニナとは別に、20匹のカワニナをカメトープ2号池から集めました。今回は中くらいのものが多いです。

 

タニシの実験の時と比較すると、今回のカワニナの方がタニシよりも動きが速いです。

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すぐに顔を出して這い始めました。

 3 実験の様子

 容器を蛍飛~ぷの上に置いて実験を始めます。万が一逃げても、下の蛍飛~ぷに入るだろうから気にしないことにします。

 20匹を10匹づつ、2つのグループに分けて1週間後に葉にくっついているカワニナの数をカウントします。

 葉は枝から取らず、枝を切って半分にして容器に1つずつ入れてました。ホウバだけ大きいので1枚の葉を半分に切って入れました。

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実験の開始時の様子。さらに5匹づつ固めて置いてみましたが、あまり意味はありません。

 

タニシの実験の落ち葉は浮いてしまい1週間おいてから開始しましたが、今回の若葉はすぐに沈みましたので、そのまま実験開始です。

4 実験の結果

1週間放置している間に近くから落ち葉が舞い込んでいましたが気にしないことにします。

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1週間後です。

 結果は

カワニナが引っ付いている葉っぱだけピックアップしました。

写真上の容器の結果

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左からクリ2匹 ホウバ1匹 ケイオウ桜1匹 棄権6匹

写真下の容器

 

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クヌギ1匹 棄権9匹

ということで、

結果は 

  カワニナは、クリ、ホウバ、桜、クヌギの葉は嫌いでなさそう

というくらいでしょうか。

 

5 考察

 今回の結果から好きな葉が分かれば、蛍飛~ぷに入れてカワニナのエサにしようと思っていましたが思惑が外れてしまいました。 

 

 カワニナの食いつきが思った程良くなかったので調べてみました。(←先に調べましょう)

 すると、腐敗した葉を食べるようです。今回は若葉だったのでお好みでなかったのかもしれません。

 タニシの時もそうでしたが、今回も棄権したカワニナが多かったのでカワニナもタニシも腐敗した葉の方がお好みかもしれません。

 

 結果として若葉を蛍飛~ぷに入れることはやめて、勝手に落ちてくる葉を水路に残してカワニナのエサとします。

 

 今回実験に参加した20匹のカワニナをそのまま、蛍飛~ぷ投入しました。

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20匹まとめて入れました。深さも気になります。少し浅いのかな?

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りっぱなオスのサワガニが登場。

サワガニがいるということは水質は問題なそうです。

 サワガニはカワニナにとっても蛍の幼虫にとっても天敵になりそうです。

 サワガニは蛍飛~ぷの下流の方に移動しました。時々サワガニがいないかみてみて見つけたら今回と同じように下流に移動したいと思います。

 

蛍飛~ぷ、先が長そうですが少しづつやっていければいいなぁと思います。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。