たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

カメトープ2号池にアオコが発生してしまいました①

こんにちは、たかおです。

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)、天気のいい日には気温も上がりカメトープ1号池は賑やかになってきました。

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キンギョソウとクレソンが繁茂するカメトープ1号池で苔の上にエサが来るのを立って待つツチガエルの図

 一方で、2号池にアオコが発生してしまいました。

 気温が高くなり日差しもしっかりしてきたからだと思いますが、池の水がきれいではないことが何よりもの原因だと思います。

 このまま放っておくと夏には大変なことになってしまいそうなので対策をしていこうと思います。

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水面がうっすらと緑の膜に覆われ始めました。

1 アオコとは

 ウィキペディアによりますと、富栄養化が進んだ池沼等で水面が細かい藻類等(アオコ)で覆われてしまい、水中の溶存酸素が無くなって、水中に日光も届きにくくなり、動物、植物の両方にとって悪影響が生じるようです。

 さらにアオコ自体にも毒があり人体にも悪影響があるようです。このままでは、カメトープが崩壊してしまいます。(崩壊も何もまだ、カメいませんけどネ。)

 

2 アオコ対策

 アオコは昔から発生していて、対策や研究が進んでいるようでネット上でも対策を調べることができます。

 それらを参考に手間と費用とで許される範囲でやっていこうと思います。

 

3 車庫からの雨水を疑う

 昨年はアオコが発生していない(記憶がないだけ?)ので、昨年と変わったところはと、思い直してみると、車庫からの雨水を貯水タンクに入れずに直接2号池に入れるようにしました。

nature-n.hatenablog.com

 車庫の雨樋を見てみると落ち葉でぎっしりです。雨が降るたびに、富栄養化された水が入ってくるようになっていたかも知れません。

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山間部なのでしょうがないですけど、落ち葉が多いです。

 

 フレッシュな雨水を入れたかったのに、真逆な状況になっていた可能性があります。

 今年はなぜか例年よりも早く梅雨入りしそうということですので、最初に雨どいの掃除をすることにしました。

 

 落ち葉をとって、軽く水で流して終了です。

 

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脚立を移動しながらの作業で意外とめんどくさい。

1回やれば1年間は大丈夫かな。

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キャップを外して排水します。掃除終了後は忘れずにキャップをします。

 

 これで最初の思惑どおりフレッシュな雨水が入ってくれると思います。

 作業が終わった翌日の16日、梅雨入りの発表がありました。間に合って良かったです。

 

 他にもいくつか夏までに改善できればいいなぁと思います。

お花畑(菜の花)を作ってみる①

こんにちは、たかおです。

 たかおのビオトープの周辺は雑草だらけ。なかなか手が回らず、ご近所の方々にはご迷惑をお掛けしております。 

 道沿いの人目につくところだけでもきれいにしておきたい。

 

 ということで、この春に思いついちゃったのが、菜の花です。

 

 毎年、春になると川の土手に咲き乱れる菜の花。

 あの季節のあの黄色、とても好きです。年度末の疲れた心を癒してくれます。

 

 毎年、誰かが手を入れているとは思えず、勝手に毎年生えてくるんじゃないのかなぁと思えてきました。

 

 それが本当かどうか、たかおのビオトープにお花畑(菜の花畑)を作ってみて確かめてみようと思います。

 

1 草刈り

 来年、この場所に菜の花を咲かせたいと思います。全く使っていない場所ですが、南側の山から離れているので陽当りは比較的いいほうかなと思います。

 今の状況は、春になれば草ぼうぼうとなってしまいます。

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今年(2021年)の春

 

 草払い機を使ってやりましたが全然上手でないので、時間がかかる割に全然キレイにできない。怪我せずに終えたので大成功ということで。

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今年(2021年)1回目の草刈りをしました。隅っこは難しくて刈れずに残ってます。

 

2 菜の花の種を採取

 菜の花について調べてみると種まきの時期は10月頃らしいです。でも、種を採るなら5月頃。ということで、春に菜の花が咲いていた自宅近くの土手に行って種を採ることにしました。初めてなので毎週末、3回ほど土手に通いました。

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真ん中の薄い茶色?ベージュ?なのが種の採取に適したヤツです、多分。

 採取していると、だんだんと適したものかなと分かってきます。まだ自分で花を咲せていないので確かではないですけど。

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茎の下の方からつまんで上に引き抜くと簡単にまとめて鞘ごと取れます。

鞘が軽く爆ぜるようなものもありました。

力を入れなくても鞘が簡単にとれるものが熟したものだと思います。

 

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10分ほどでこれだけ取れました。

 個体差があるので同じ日でも鞘が緑の物からすでに落ちてしまったものまであります。

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左から右に色が変わったもの。中の2つはぱっと見、良さそうですが鞘を取るのに少し力を入れたのと、割ってみると中の種がまだ青かったり赤かったり。いいやつは右端の黒い種。

3 種の分別

3回で採ったもの。種と鞘を分別しました。

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ダイソーのカゴと虫かごを使いました

 

 鞘は捨てようかと思っていましたが、鞘に少なからず種が残っているので種と一緒に鞘も撒こうと思います。

 

 今回知ったのですが、菜の花の鞘は中に仕切りがあって2列に種が入っています。なのでどうしても、しきりと鞘の間に種がのこってしまうというわけです。

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分別完了です。 結構ありました。量的には問題ないかと思います。

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今年の秋までおいておきます。

 

カメトープ2号池のエビを復活させたくて水草を植えてみた

こんにちは、たかおです。

 

 カメのためのビオトープ(まだカメはいませんが)では、日差しが強くなりすっかり気温も上がり1号池ではツチガエルが多く見られるようになりました。

 大小合わせて10匹はいるでしょうか。

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小さいツチガエルは頭だけ水面から出して。大きいヤツは堂々と石の上で。

でもなぜか3匹とも同じ方向を向いていました。

 

 カメトープ2号池です。

 水はそこそこ透明ですが気づけば水草がすっかり無くなってしまいました。

 2号池を作った当時は水を石の間に差し込んでいましたが根付く前にどこかに消えてしまったようです。

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手前の水辺にドクダミが繁茂する2号池


 かつて、1号池、2号池ともにエビを大量投入しました。
nature-n.hatenablog.com

 

  最近は、1号池では多くのエビを見れますが、2号池では目にすることがなくなっていました。

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1号池では藻や水草をかき分けるとたくさんのエビを見ることができます。

1号池はカメのエサ場としての位置づけです。

 エビは池に落ちた葉っぱを食べてくれますし、他の生き物のエサにもなりうるのでカメトープには必要です。

 

 1号池と2号池の大きな違いは、水草の有無かなぁと思い、2号池に改めて水草を植えてみようと思います。

 

  エビを1号池から何匹か移動させようかとも思いましたが、とりあえず、2号池で生き延びている(はずの)エビの復活を待ちたいと思います。

 

 1号池は自宅の近くの水路から調達したキンギョソウの様なものを植えてあります。

 

 同じものでも良かったのですが、カメトープの近くの水路から梅花藻の様な水草を調達しました。

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今回調達した梅花藻系の水草。エビが気に入ってくれるといいんですけど。

 

 今回も石と石の間に差し込むように2号池の浅いところに植えました。

 これで、エビの復活と水草の生育状況をしばらく見ていきたいと思います。

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水面が反射し分かり難いですが、左側の中央あたりに今回植えてみました。

バケツ1杯ではこの程度にしかなりませんでした。



たかおのビオトープ 第3弾 その名も・・・

 こんにちは、たかおです。

 

 たかおのビオトープでは、カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)と、木を蹴るとカブトムシやクワガタがぼとぼと落ちてくる雑木林、かぶと・~ぷ(まだ、カブトムシの幼虫しかいませんが)を作っています。両方とも未完でお恥ずかしいところではございますが、たかおのビオトープに3つ目のビオトープを作ろうと思います。

 

 これまで以上に自信はありませんが、なんとなく思いついちゃったんで。

 

 まぁ失敗しても誰にも迷惑かかりませんし、

 成功するには時間がかかるとは思いますが、

 蛍が舞う水路、蛍飛~ぷ

 を作ろうと思います。

 

 1 蛍飛~ぷの目標

   ・2025年にゲンジボタルが舞う

 蛍は1年で卵から成虫になるようです。5年やればなんとかなるかなぁという感じで2025年を目標に設定してみました。5年やってダメなら別の生き物トープにするかもしれません。まぁ、小さな一歩を踏み出そうと思います。 

 

 実は、たかおのビオトープから1㎞ほどのところに蛍が湧く隠れた小さなスポットがあります。エサとなるカワニナも歩いて数分の場所から拾ってきてカメトープに入れたものを増やしていこうと思います。

 

 もう30年以上の前なんですが、当時、実家(たかおのビオトープから徒歩1分)に住んでいた頃、一度だけ、夏の夜に家の中で光る蛍に驚かされたことがありました。もしかしたら、カブトムシやモリアオガエルが勝手に卵を産んでくれたように、蛍が勝手に飛んできて卵を産むかもしれないので、3年くらいはそんなところにほんの少しだけ期待しながら様子を見たいと思います。

 2 場所

  ・1年を通して半日、日陰

  ・風通しは良くない

  ・人工の明かりはほぼ無い

 

 蛍飛~ぷの場所は、カメトープの新しい水源からつながる小さな水路です。幅10センチのコンクリート製のU字溝で長さは約15m。東・南側に石垣、常緑樹があるので、1年通して午前は日陰、午後少し陽が当たる程度で風通しは悪いです。

 

 また、すぐ横(西側)では、”かぶと・~ぷ”の雑木林を作っています。

 

 クヌギは今のところ小さいですが木の成長に伴い数年したら陽当りと風通しは更に悪くなると思われます。

 

 人家も道路も少し離れているので照明などの明かりはありません。蛍にとっては電気の明かりが届かない暗い場所がいいようです。

 

 水路の狭さが少し気になりますが、ここでやってみようと思います。

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手前から奥に向かって山から染み出た水がちょろちょろ流れます。落ち葉で水路がいっぱいになることもあります。

 3 水路の掃除

 まずは水の流れが悪く、水路が雑草に囲まれているので掃除をしました。といっても完全に綺麗にするわけではなく、水の流れが戻る程度に水路内の落ち葉を拾って、周りの雑草を抜きました。水路の底の泥とかある程度の落ち葉はそのままです。

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掃除した後、水が流れていきます。(←当たり前)

4 カワニナ 10匹投入

  掃除した後に早速カワニナを大小合わせて10匹投入しました。カメトープ1号池からの引っ越しです。

 1号池に入れた記憶のない小さなカワニナは、1号池で生まれたものだと思われます。

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 時間の都合で10匹しか引越しできませんでした。

 これから少しづつ、カメトープから蛍飛~ぷへ、カワニナを入れていこうと思います。

 しばらくの間は、蛍飛~ぷ(まだ、カワニナしかいませんが)です。(汗)

 

 そのうちに気が向いたときに

 タニシが好きな葉っぱは何だろう⁉実験 

                     の続編、

  カワニナが好きな葉っぱは何だろう⁉実験

                     をやれたらいいなぁと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。