たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

カメのための大きめのビオトープ、カメトープ.Zの取水部が完成

こんにちは、たかおです。

今日は久しぶりに、カメのための大きめのビオトープ、カメトープ.Zの水源周りが完成したのでその話です。

おまけはミズカマキリです。

たかおの太陽光発電所、解体

 現在、たかおのビオトープでは、カメのためのビオトープ、カメトープ(いまだ、カメはいませんが)で水源の取水用にビルジポンプ、カメトープ2号池でエアポンプの2台のポンプ使っています。

 たかおのビオトープには電気がないことと太陽光発電をしてみたかったこととで、たかおの太陽光発電所をつくり、そこで充電したバッテリーをそれぞれポンプのある場所へ移動して使っていました。

 お隣さんが大きな樫の木や杉を剪定してくれたおかげで、これらポンプを使う場所の陽当たりが改善されてから、エアポンプは近くに機器を移設していました。

その時のはこちらです。

nature-n.hatenablog.com

そして、水源地のビルジポンプ用の発電も水源地近くで行うように変更することにしてたかおの太陽光発電所を解体しました。


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パネルの設置

 今回は太陽光パネルの設置方法について、いろいろ悩んだ挙句、最終的には至って普通になりました。歳のせいか頭が凝り固まっている感が否めません。

最終的に写真のように設置しました。長い木杭を2本にL字金具、南側に短い木杭1本にステーを付けてました。

あとはパネルをタイラップで金具に括り付けて完成です。


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クヌギの枝で影ってしまうので枝を剪定しました。

充放電コントローラの設置

 充放電コントローラーは、1番最初に購入した日本のDENRYO製のコンパクトなものと、解体した太陽光発電所で使用していたRENOGY製のものがあります。よくよく見たらのRENOGYのWANDERという製品は、パネルとバッテリーにつなぐ口しかなく、ポンプ(動力)につなぐ口がありません。太陽光発電所では動力がないので、バッテリーの過充電の防止目的で購入したかもしれません。以前、サイズを間違えて購入した、未使用のウォルボックスに入るコンパクトなDENRYO製としました。

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水源が写真奥にあって、そこまで電線を這わせました。白いウォルボックスにはタイマー、茶色い方にコントローラーが入っています。


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バッテリー

 以前は、2つのバッテリーを使用して充電と使用をぐるぐる回すめんどくさいことをしていたので、今回はこれを並列につないで容量を増やして、天候が悪い時もある程度、取水ができると思います。並列のつなぎ方のポイントは、プラスとマイナスを異なるバッテリーに繋げることです。

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分かりにくい写真でごめんなさい。白いコードでプラスどうしを、黒いコードでマイナスどうしを接続して、中央付近で、上のバッテリーからプラス、下のバッテリーからマイナスを繋ぎます。

ビルジポンプ

 この水源では、石積の下の方から沢の伏流水が滲み出て来ます。穴を掘って小さな水溜りにして、そこからビルジポンプで吸い上げる構造です。

最初買ってから1年ほど動いて壊れるので、似たようなもので更に安いものを買ってみました。


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それにしても電気ものは苦手。配線が悪いのか、タイマーが悪いのか、機械そのものが悪いのか、良くわからないから。昔、小学校?中学校?で習った方法を思い出しながら、久しぶりにテスターを使って進めました。

ビルジポンプ

あまりなじみのないビルジポンプかもしれません。本来は船底にたまる水を抜くためのポンプのようです。このポンプのいいところは、フロートスイッチが内蔵されていて、水位が高くなると自動で稼働して、水位が低くなると止まる仕組みです。

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ビルジポンプの稼働の様子をショートで撮影しましたのでをどうぞ。


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おまけ

 カメトープ2号池を見ていたらミズカマキリを発見しました。子どもの頃から図鑑でよく見ていた、タガメタイコウチミズカマキリは、実際には、めったに見ることはなくて、少しひいき目で見てしまいます。タガメなんて一度も見たことがありません。カメトープ1号池を作った頃にそちらで見かけたことがありましたが、ずいぶん前のことなので別個体だと思います。どっかからか飛んでくるわけですが、どうやってこのような小さな池が分かるのか不思議です。数が増えてくれると嬉しいのですが1匹では難しいかな。

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カメを外で飼ってみたら逃げられた(泣)

こんにちは、たかおです。今日は先週捕まえたカメを、とりあえず庭で飼ってみた結果、逃げられた(泣)という話です。外でカメを飼おうと考えている方の参考になればうれしいです。

おまけはモリアオガエルの卵です。

川で捕まえたカメ

 先週、川で捕まえたカメ。とても元気な奴です。たぶんオスで大きさは甲羅の長さで11.5センチです。

自宅に仮トープを急遽作りました

 カメを捕まえられるとは思っていなかったので準備をしてありませんでした。たかおのビオトープのカメトープ(いまだにカメはいませんが)は、脱出対策がありませんし、たまにアライグマやハクビシンがやってきますがその対策もありません。カメトープ.Zも暑さのため、作業を中断しております。カメトープの対策が整うまでの仮ということで、急遽、自宅に作ることにしました。場所は使っていない花壇で、午前中の数時間だけ陽が当たるので花壇としては機能せず、シダ系が自生しています。

材料はダイソーで買って作る

 材料はダイソーです。仮なのであまりお金を掛けたくない(貧乏性)心理がどうしても働いてしまいます。ダイソーにある商品で作れそうなドーム型にしようと思い、支柱とネット、クリップ等と水を貯めるボウルを購入しました。

カメは穴を掘って逃げるらしいので、一度土を避けて下にもネットを張って穴掘り対策をしました。ボウルを置いて土で埋め戻します。

3重にネットで囲んで完成しました。

 

エサはソーセージ

 検索すると、野生のカメはペットショップで売っているエサを食べないようで、悩む方もおられるようです。おさかなソーセージをちぎってあげたところ食べてくれました。ソーセージはニッスイでなくマルハニチロでした。こちらのスーパーではニッスイはあまり見かけません。カメの好みはわかりませんが食べてくれて一安心です。

その日はすぐに訪れた

 毎日、仕事に行く前に水替えとエサをあげて、夜帰ってからエサをあげてました。そして水曜日の夜は大雨でした。夜は水に入っていることが多かったカメですが、この日の夜は水から出ていました。

 そして翌朝、カメはいなくなっていました。飼って4日目です。どうも、ネットとネットの重ねの隙間から逃げたようです。毎日のエサやりや水替えでネットの開け閉めが面倒で多少の隙間ができていたようです。とてもショックです。台風が来る前に撤去してしまいました。

カメトープ.Zに向けて

 今回のカメの脱出について考えてみると、カメ目線で見ると「こんなところに住んでられない」というものだったと思います。今回の経験をカメトープ.Zに生かそうと思います。

・広さ・隠れ場所・多様なエサ

おまけ

 カメトープ1号池のモミジに今年4個目のモリアオカエルの卵塊がありました。季節外れの卵塊で暑さと台風の大雨が心配です。どうしようかな。


お読みいただきありがとうございました。

カメ池作り、夏本番前に何とか穴掘り完了です。

こんにちは、たかおです。

GWに新しい池(その名もカメトープ.Z)を作りたくなって、天気が良ければ土を掘っていました。そして、今日、計画の深さまで掘り終わりましたよ、との報告と、おまけは、ノコギリクワガタのメス、見つけました、の報告です。

 

nature-n.hatenablog.com

 

7日目 6月4日

台風2号の影響で大雨が降ったあと1日を置いての作業ですがまだ、土が湿っていました。耕運機をかけて午前中は土を乾かして午後から掘り始めました。

 

8日目 6月17日

2週間ぶりの晴天の週末になりました。気温が上がりましたので、ぼちぼち作業をしました。


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写真手前の水深50センチにするところを7割ぐらい掘り終わりました。降り続いた雨のせいかわかりませんが、土の湿り気が増えてきて土が重たくなってきました。

9日目 6月26日 

梅雨の合間の晴れ間、6月も終わる月曜日にお休みをいただいて、池を掘り進めました。気温は思いのほか上がらず、直射日光を浴びると厳しいものの、木陰に入ると涼しい風が吹いてきました。

 暑い中、頑張りすぎると疲れが数日間残るのでぼちぼちの作業としました。水深50センチのところは9割程が終わり、30センチのところも一輪車で土を出すように残していたスロープを残すのみになりました。あと1日で掘りの作業は完了かな。

10日目 7月2日 穴掘り完了

昨日の大雨は上がり、とても天気のいい朝になりました。気温も上がりそうなので頑張って午前中にうちにやっつけてしまいました。結構土を出しましたが、ここまでくると違いが分かりません。


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下から見ると掘り進んだのが分かります。

これからは暑くてもできる(やる気が出る)水回りに手を着けていこうと思います。

おまけ

少し前の強風の際に、薪棚の屋根にかけてあった寒冷紗がめくれてしまいました。なかなか気がのらず、そのままにしていましたが直すことにしました。


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寒冷紗をめくると、ノコギリクワガタのメスが潜んでいました。きっと、熟して腐ったスモモの匂いに寄ってきたと思われます。すぐに、かぶと・~ぷのクヌギに移しておきました。

こんなに早く出てくるんだと、驚きましたが、気温を考えれば、まぁ夏だよね、真夏。と納得です。


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もしかしたら、かぶと・~ぷにも何かいるかなと思い、クヌギをゆさゆさしてみました。草ぼうぼうなので、ブルーシートを敷いてクヌギゆさゆさします。
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成果はこのコガネムシ1匹でした。また、また今度やってみます。

調べてみたら、このコガネムシ、害虫なんですね。知りませんでした。そのまま放してやりました。害虫だと知ってても知らなくても、放してますけど。
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お読みいただきありがとうございました。

まだまだかかる池作り、慌てずマイペースで。

こんにちは、たかおです。

今回はカメトープ.Zの途中経過のお知らせです。まだまだ完成には程遠く、アリのごとく土を掘っています。おまけはヒツジグサアジサイマイマイです。

nature-n.hatenablog.com

カメトープ.Z 作業記録

5日目 5月20日

午前中は晴れたけど、午後から曇り、挙句に霧雨が降ってきました。少しの霧雨でも土が重くなります。ただ、気温が上がらず涼しいのは良かったです。写真左は着前、右が作業後です。

6日目 5月27日

この日は快晴。来週から、しばらく雨予報なのでもっと進めたかったけど、いつもと同じゆっくりペース。奥の色が濃いところは予定の30センチまで掘り下がりました。

写真左は着前、右が作業後です。

カメトープ.Zの思惑外れる

先月、GWに入る時に思い立った池作りで、最初は穴を掘れば水が溜まって池ができるんじゃないかと甘い考えで作業に入りました。掘り進めるにつれ、水が溜まる気配がないので、先週試掘りして昨日、確認しました。

写真左が先週、右が今週です。写真奥の小さい水たまりは一番最初に掘った場所で、乾くことはありません。この水面の高さで水を張れるかと期待していました。写真手前をこの水面から10センチ低く試掘りしました。

結果は写真のとおりで水がまったく溜まっていませんでした。ということで始めは素掘りの池を作りたかったのですが諦めることに。。。とても残念です。

カメトープ.Zの計画練り直し

カメトープ.Zの基本的な計画は次のとおりでした。

・素掘り

・水深 基本30センチ、最大深さ1m(冬眠場所)

・カメが甲羅干しする場所、産卵場所を作る

・アライグマやハクビシン、イノシシの被害に遭わないようにする

・給水は雨水と沢の伏流水

・排水は浸透式

素掘りが不可能となり、出鼻を挫かれた格好で計画を練り直します。

変更点ははこちら。

・素掘りを変更して、自らの経験のある遮水シートを使用

・水深 基本30センチはそのままで最大深さは50センチ(冬眠場所)に妥協

 

たかおのビオトープは年に数回、氷は張りますが雪はほぼ降らない比較的温暖な地域ですし、横にある湧き水は凍らないことを確認できているので、冬眠用に水深を1m確保しようと考えていたのを50センチに妥協します。

結果、写真のような寸法の計画になりました。

上段左が上からみた図で横3.5m縦9.0m 水深が0.3mと0.5mです。

上段右が横に切った断面図です。

下段が縦に切った断面図です。

これから全面的に30センチまで掘り下げて、その時の体力とやる気と相談して水深50センチの縦の長さ:?を決めようと思います。

カメトープ.Z、完成まで時間とお金がかかりそう

カメトープ.Zの概要が決まり、遮水シートを使用することになって完成までにはいくつか課題があります。でもカメはまだいないので慌てません。

課題1 土の掘り下げが大変

これからまだ掘り下げる必要があります。土の作業が大変になる雨天ではやりたくないので梅雨の状況がどうか。7月からは特に暑いので、やはり土掘り作業はやる気にならないでしょう。そうなると掘りあがるのは10月か11月ぐらいまでずれ込んでしまうかも。

課題2 遮水シートの材料費

遮水シートは大きいもので5m×6m。お値段は1枚5万円くらいでしょうか。2枚は使うのでざっくり10万円です。お小遣いを貯めないとです。

課題3 遮水シートの接着

遮水シート2枚を使うとなると、その接着が課題です。接着剤があるようですが、不器用な私がうまく使えるか不安です。でもこれをクリアしないと池が完成しません。

課題4 小石の確保

遮水シートはゴムなので紫外線から守るために、また、池の環境のために、カメトープ1号池、2号池と同じように石を敷こうと思います。

石も買ってくればいいのですが節約のために耕作で出る小石を再利用しようと思いますが、量が量なので時間がかかりそう。

目標は年内、水張りでしょうか。先は長いですが最後の池作りなので楽しんでやろうと思います。

おまけ

うちのヒツジグサ、水中に蕾ができていました。今年のヒツジグサそろそろでしょうか。

アジサイとカタツムリの写真を撮りたくて、たかおのビオトープ内に作ったマイマイトープ。何気に覗いてみたらアジサイの花にくっつくマイマイを発見しました!

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明日から雨続きの予報です。皆さん、体調管理にお気をつけください。

お読みいただきありがとうございました。