たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

カメ池作成中、カメトープ.Z

こんにちは、たかおです。GW突入時にふっと思いついた新しいカメ池作りの作業状況の報告です。体力的にも家族的にも、GW全日、池作りというわけにもいきません。結果、計4日間土を掘っただけとなりました。完成までもう少し時間がかかりそうです。

着前の写真、雑草とウドが生えています。

初日 4月29日作業 快晴

前回の報告と重なってしまいますが、草刈りと土掘りを開始しました。

f:id:nature-n:20230503183609j:image2日目 5月3日作業 快晴

カメトープ.Zは、ブログを書きながら思い付きでつけた名前です。この日に土を掘りながら”Z”を付けるなら、それなりにしたいな~と思いました。もしかしたら失敗の始まりかもしれませんが。
作業量も莫大になりまが、まずは池のサイズをできるだけ大きくすることにしました。

土を掘る作業は、HONDAの耕運機”こまめ”で10センチ程度土を解して、それを鋤簾(ジョレン)で掬い、一輪車で運び出す、という単純作業の繰り返しです。

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この日は気温も高くクタクタになりながら全面1層と1列だけ2層目が終了しました。

土を入れた一輪車で何回も通ったため道ができました。といってもまだまだこれからですけど。。。

3日目 5月5日作業 快晴

4日は家の用事があり作業はお休みしました。耕運機で土を解すのに支障が出るのがウドの根っこです。ウドの大木のウドです。威勢がよく、1年で2mほどに成長しますが、大木といっても草で、冬になると枯れてしまいます。以前は父が栽培して近所に配ってました。味は大人の春の味です。栽培も手軽なので、自分も気が向いたらやってみたいと思っています。が、今回はそれどころではありません。

耕運機がスムーズに働けるようにウドの根っこを除去しました。

これらは、今度移植しようと思います。強いから雑に扱っても大丈夫です。


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この日は全面の2層目が終わりました。違いがあまりわかりませんが、写真左下の先に掘った穴の水面で、掘り下がっているのが分かるかなと思います。

5月5日作業完了

作業終盤に一輪車から異音が発生したのでタイヤを見ていると壊れていました。

車軸が外れた

このタイヤは長い間使用したものです。外れた部分は叩けば入るのですが、使うとすぐ外れてしまいます。この日、土の運搬で最期を迎えたようです。

4日目 5月6日作業 晴れのち曇

休息日を1日入れたいところでしたが翌日7日は大雨の天気予報です。雨の中の土の作業は、手も足も滑り、土も重くなり、服も余計に汚れるのでやりたくありません。ということで連日の作業となりました。

最初に昨日壊れた一輪車のタイヤの交換です。タイヤを外してみるとホイルが変形していました。

左が正常な面、右が変形(外れた部品は叩いてハメた)した面

とりいぞぎ、あまり使っていないもう一台の一輪車のタイヤを流用しました。

この日の土掘り作業前に、地下水位を確認しておきたいと思ったので最初に掘った穴のように残りの四角も掘りました。


掘り下がってくるとだんだんと中小の石が混ざるようになり、耕運機で土を解す作業に時間がかかるようなってきました。でも耕運機がなくスコップや鍬でやったらここまでできなかったなと思います。
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今日の作業で、だいたい水面と同じ高さまで掘り下がりました。この日の作業終了後、四角の穴を見ても新しく掘った穴では水面は確認できませんでした。

カメトープ.Zのつくり

カメトープ.Zは梅雨入りする前までに完成できればいいなぁと思います。作業が進むと変更する可能性もありますが、カメトープ.Zはこんな感じで作りたいと思います。

・素掘り

・水深 基本30センチ、最大深さ1m(冬眠場所)

・カメが甲羅干しする場所、産卵場所を作る

・アライグマやハクビシン、イノシシの被害に遭わないようにする

・給水は雨水と沢の伏流水

・排水は浸透式

おまけ

カメトープ2号池ではギンヤンマが産卵をしていました。

ギンヤンマの産卵

お読みいただきありがとうございました。

新しい池を作る その名は カメトープZ

こんにちは、たかおです。

私は暦どおりの休日ですが気分はGWで、すでに1日が過ぎてしまいました。今回はGW中の完成を目標に新しい池を作り始めたという話です。これまで、カメのためのビオトープ、カメトープ(いまだカメはいませんが)の池を2つ作りましたが、もうこれが生涯最後の池作りです、たぶん。

ということで、新しい池を「カメトープZ」と名付けてました。(まだできてませんが

カメトープZの場所

カメトープZは「かぶと・~ぷ」の横に作ることにしました。ここは横の沢の水が浸透してきているようで水が染み出ています。以前はここにカメトープの水源池を作りビルジポンプで取水していました。

また、個人的な印象ですが、川に近いクヌギ林の方がカブトムシやクワガタが採れた気がするので、池を作ることで「かぶと・~ぷ」にも良い影響があるかなと一石二鳥を狙います。

カメトープの水源の今

ビルジポンプが故障し同じメーカーのものを購入したのですが、偽物なのか個体差なのか動きが悪く、まもなく壊れてしまいました。その後、ほったらかしていました。その間にフキがいい感じで成長しています。水源池には、蛍飛ーぷに放したカワニナが順調に数を増やしているほか、自然にヤゴ(ギンヤンマかな)とアメンボ、サワガニが住み着いています。

 

nature-n.hatenablog.com

 

カメトープZは素掘りで

これまでカメトープ(いまだカメはいませんが)の2つの池を作るにあたり、プールライナー(ゴムシート)を使いました。これはこれでよかったと思いますが、今回は水が染み出てくる特徴を生かして、素掘りで池を作ってみたいと思います。成功するかどうかはやってみないとわかりません。水源池も素掘りなので何とかなるかなと思っております。

カメトープZは自然に任せたい

これまでのカメトープ1号池、2号池は、なんだかんだで手間が掛かっています。エアポンプを入れたりネットを掛けたり水草を抜いたり、落ち葉を拾ったり・・・

今回はそうした手間が掛からない池にしたい。というか手間をかけず自然に任せたいと思います。これも結果はどうなるかわかりませんが。

最初に草刈り

まずは草刈りから始めます。たかおのビオトープは、どこもかしこも草ぼうぼうですが、そんなことは気にしてられません。今日はここだけ草刈りです。写真奥のお寺さんが大きな樫の木を剪定してくれたので陽当たりがよく、雑草の成長がよくなりましたが池になれば草刈りは不要です。

土掘り開始

最初に試し掘りをしました。30センチほど掘ると僅かですが水が染み出て来ました。何とかなりそうです。

耕運機で土を解しスコップや鋤簾で土を掬い、一輪車で運搬します。

土をどの深さまで掘るかは、まだ決めていませんが掘り方はこれまでの経験から、縦ではなく横に進めます。耕運機と一輪車を効率よく使うにはこれしかありません。

こんな感じで進めていこうと思います。

本日の作業 終了

おまけ

今日の作業中にサワガニを、意外かもしれませんが陸地で4匹見つけました。影響のないところに移動しておきました。

お読みいただきありがとうございました。

カメトープの新しい水源を求めて その5 ビルジポンプとディープサイクルバッテリー

 こんにちは、たかおです。カメのためのビオトープ、カメトープ(まだカメはいませんが)の水源が枯れるので新しい水源から水を引く作業をしています。年をまたいで毎週末この作業ですがもう少しです。

 1 これまでの前回の記事はこちらです

nature-n.hatenablog.com

2 水源池から水をくむ

 飲み口を地面から50㎝程上げましたので、ポンプで水を飲み口まで上げようと思います。以前使ったことのあるビルジポンプを使うことにしました。

 ビルジポンプというのは本来、ボートなどの内側に水漏れ等で溜まった水を汲みだすために使われているポンプらしいです。このポンプにはフロートスイッチが付いていて水位が上がってくると自動で作動、汲み上げて水位が下がると自動で停止します。今回の様な箇所には最適かなと思って使ってみることにしました。

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青と白のものがビルジポンプ。その他は追加したホースやコード、コントローラ等です。

3 水源池に取水ます+簡易ろ過を設置

 ビルジポンプで水を汲み上げるために釜場の役割として取水ます(プラ箱)を水源池に設置しています。取水ます内の水が減ると船のように浮かんでしまうので、浮かばないようにレンガで重しをしました。

 ここで汲み上げた水は、カメトープスネークパイプ50を流下してカメトープ1号池に注がれます。極力きれいな水をカメトープに入れたいのでろ過というほどのものではないですけどゴミをとる程度の簡易ろ過を付けてみました。フィルターはキッチンの排水口に付ける水切りネットを使用してみます。

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水切りネットをパイプの中に丸めて突っ込んで簡易ろ過の完成です。

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簡易ろ過を取水ますに取り付けて水源池から取水ますに流れ込むときにろ過を期待します。

取水ますに沈殿したゴミを吸わないようダイソーの猫避けマットを切って敷いてみました。

4 ビルジポンプ稼働はディープサイクルバッテリーで

  カメトープには水道も電気もありませんので、ビルジポンプの電源にバッテリーを使うことにしました。ディープサイクルバッテリーの詳しいところはよくわかりませんが、簡単にいうと車用バッテリーとは異なり、バッテリーがカラになっても再び充電すれば元に戻るということです。充電ができずバッテリー上りが生じることが容易に予想されるのでこのディープサイクルバッテリーを選んでみました。ビルジポンプが使われる船で使用されるのもディープサイクルバッテリーを使用するらしく名前にはマリンと付いていました。

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ディープサイクルバッテリー 見た目は車のものとあまり変わりません。

5 ビルジポンプはスイッチが入ると


いつも全開なのでコントローラーで調整

 ビルジポンプはフロートスイッチで作動するとMAXで動きます。能力的には1mの揚程があるらしいのですがカメトープスネークパイプ50の飲み口は50㎝です。できる限りバッテリーを長く持たせたいので電流を調整できるコントローラーを挟むことにしました。これで様子を見ながら約8割程度にして使おうと思います。 

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コントローラーをいれて電流を調整してみました。

6 カメトープ1号池に注水成功

  実際にポンプを稼働してみたところ、無事に新しい水源池からカメトープスネークパイプ50を経由しカメトープ1号池に水を入れることができました。この日は比較的暖かく氷は張ってませんでした。寒気が来るとどうなるか様子を見ていきたいと思います。

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当たり前ですがちゃんと水を汲み上げてくれました。嬉しくなります😊

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新しい水源からカメトープ1号池に水を引くことができました。

とりあえず水源が枯れる問題は解決できそうです。

 

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気休め程度の雨とごみ避けに寒冷紗をかけて完成です。


白い容器の中にコントローラが入っています。

従来の水源からの水も併せて入れてみました。

 

 

カメトープの新しい水源を求めて その4 スネークパイプ50 凍結

 こんにちは、たかおです。カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)に水を引くために作業をしています。最近は冷え込みが厳しくなってきましたね。カメトープの1号池、2号池とも凍結しています。1号池の氷の上に乗ってみましたが割れません。こどもの頃を思い出しながらも体も硬くなり体重も増えたので、滑らないように氷が割れないように祈りながら恐る恐る写真撮影です。

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カメトープ1号池が乗れるほどに凍結しました。ドキドキです。

1 水源池は薄氷

 カメトープの新しい水源池は1日中陽が当たりませんが、山から染み出る水のため水温が低くなりにくいのか、2面を石垣に囲まれ風が当たりにくいせいなのか、理由はよくわかりませんが薄い氷しか張っていませんでした。バケツで水を汲むの大変なのでゆくゆくはポンプを使うように取水ます(プラ箱)を入れました。

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水面に薄い氷が張っています~ 十分冷たいです。

2 スネークパイプ50がまさか

 作業の続きをしようと思い、スネークパイプ50の飲み口の中をのぞくと氷が見えました。しかも水位(氷の位置)が思いのほか高い。まぁいいかと水を汲んで入れてみると、入れた水がそのまま溢れてしまいました。なんでだろうと思ってしばし固まる。。。ジョイントの一カ所を外してみるとパイプいっぱい氷でした。氷ってこんな張り方するの?と驚きました。

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パイプの中が氷で満たされていました。

 これはパイプの中に残った水が凍ったもの、当たり前ですが。上下にくねくねしているので下側に弛んでいるところに水が貯まるのでそこで凍ってしまったようです。いずれにしても、これでは水が流せないということでスネークパイプ50を一旦撤収して設置し直すことにしました。

3 スネークパイプ50から氷が出るわ出るわ~

 カメトープ周辺は南側にすぐ山があるので基本的に陽当りがよくない場所です。特に冬は太陽が低いので午後1時過ぎには日陰になってしまいます。日照時間は1日3時間程度でしょうか?このわずかな日照時間を逃さずパイプを日なたに放置しました。そしてパイプを立てると中からたくさんの氷が出るわ出るわ。全部出してすっきり。

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パイプから氷がたくさん出てきましたよ。

4 気を取り直しパイプを再設置。

 パイプの中の氷を全部出してすっきりしたらパイプを再び設置し直しです。この問題は解決しておかないと、この時期の水枯れの解決にはならないなぁということで、飲み口からカメトープ1号池まで上下にくねくねしていたのを解消し、ずっと下りで流下するように設置し直しました(つもり)。素人がやっても完璧にはできません。これで暫く様子を見たいと思います。水が止まらず流れていれば凍りにくくならないかなぁと期待しています。

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パイプの下に台(ブロックとか)を置いて飲み口からずっと下り勾配を確保して設置したつもり。まだ午後2時なのに、この日陰。