たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

倉庫横に休憩場所をDIYで作ってみる その1

こんにちは、たかおです。

今回はDIYで屋根付きの休憩場所を作り始めたという話です。

 カメのためのビオトープ(いまだカメはいませんが)の1号池、2号池を農作業の休憩がてら突っ立って池の様子を見ることが多いです。そちらはスペースも少ないうえ道路も近く、たまにとおる通行人が気になりました。

 現在製作中の新しいカメ池、カメトープ.Zと倉庫の間に、池の様子を見ながら休める休憩スペースを作ってみようと思いつきました。

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休憩場所は自分なりに快適な空間にしたいと思います(できるかは分かりませんが)。

倉庫のペンキ塗り

 倉庫は、祖父が業者さんに頼んで作ってもらったもので鉄骨とトタン で作られています。私の記憶では築40年程度。その後、父が窓?をつけていました。屋根は十分に錆びていて雨漏りはしないものの、サビ汁で横のトタン に色がついています。最初に横のトタン を塗ることにしました。

材料と道具

 トタンの汚れを取るのに金属ブラシと保護メガネ、ペンキを塗るのにゴム手袋と刷毛と脚立を用意しました。刷毛と脚立以外は100均です。刷毛はホームセンターの少し300円のもので使い古しです。

 都会にあるお洒落なカフェをイメージして艶消しのブラックブラウン色のペンキを購入しました。久しぶりにホームセンターのペンキコーナーに行きましたが艶消し(マッド)の種類が増えた印象を感じました。

脚立に登って塗って、降りて脚立を動かして、を繰り返して大変ですが安全第一で少しづつ塗ります。 f:id:nature-n:20231015170556j:image

取り付ける屋根より上になるところだけ塗ってペンキ塗り完了です。

明かり取り

 トタン が一枚剥がれている箇所を活かして、上段のもう1枚剥がして倉庫の明かり取りにします。電気がないので倉庫内の作業で日光はありがたいです(写真奥の小さい穴は強風で吹き飛んでそのままに)。

トタン を剥がしたところは、茶色のポリカ波板をはめ込むつもりです。

枠組みを作る

 休憩場所の構造ですが以前作った薪棚を参考にします。薪棚を作って3年ほど経ちますが、大きな問題が発生しておらず私には珍しい成功事例です。

nature-n.hatenablog.com

 

 倉庫に眠っていたポリカ波板と単管を使います。単管は4.5mが3本、2.5mが2本、2mが1本、1mが4本です。たかおの太陽光発電所を解体した際に不要になったものもあります。長尺物は買って持ってくるのが大変そうだから、極力切らずに長いまま使おうと考えました。

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仮で枠を組んでみると軒が深く格好よくなりそうです。池側に1mの単管で柱を建てます。
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基礎の設置

 薪棚は薪の重さがかかるので基礎はコンクリート平板の上にプレートを付けた単管を直置きしただけでした。今回はそのようなおもりな無いので、単管用のコンクリート製の基礎ブロックを4つホームセンターで購入しました。1つ1,500円以上しましたが、大事なところなので致し方ありません。

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柱を垂直に立てたいので基礎の下に砂利を敷いて垂直になるように微調整しました。
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写真左が調整前で柱が右に傾ているのが、調整後は、概ね垂直に。

仮組を進めて行くと問題が発生します。
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 軒が長い枠組みの設計に無理があったようで倉庫から離れる方向に力がかかってしまい仮組で基礎が耐えられず倒れてしまいます。3回やってもやっぱり倒れてしまいます。なんとか頑張って運よく完成したとしても強風でぶっ飛ぶかも、なんて予感がしたので迷わず計画変更します。

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 軒を短縮しますが、軒下に池の一部を入れることは譲れない。ほんの少しだけも入るようにする代わりに、長い単管を切ることにしました。単管の切断は、マキタの電動レシプロソー(のこぎり)で行ました。元々は伐採した樹木の解体用に購入したのですが、刃を変えれば単管も簡単に切れました。とても重宝しています。

 基礎はより頑丈になるように穴を掘って埋めることにしました。

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プロが建てた倉庫に頼る

 さらに強固にするためにプロが建てた倉庫と枠組みを繋げて頼ることにしました。これで屋根が重みで倉庫から離れそうとする力にも余裕で耐えられるようになりました。これも単管を切って作りましたが、電動レシプロソーが重宝しました。

枠組みを組んでいると安心感がまるで違いました。これで枠組みは完成です。
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枠組みのペンキ塗り

 単管の枠組みをトタン と同じペンキで塗ります。単管は亜鉛メッキされていて新しいメッキではペンキが綺麗にのりません。亜鉛メッキの塗装の前段階で、「非鉄金属への塗装前に」圧着スプレーをしました。やはりペンキがのりにくいクランプにもスプレーして、余裕をみて2時間ほどして塗装しました。

塗装が完了しました。
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屋根を張る前に

 周りには色づき始めたイチョウがあります。屋根を張る前に近くのイチョウを伐採することにします。池づくりの作業上も遅かれ早かれ切ろうと思っていました。高枝ノコギリで枝を落としてマキタレシプロソーで解体です。

 

 落とした太い枝が倉庫の屋根に落ちてしまいました。休憩所の屋根を張る前でよかったです。今回は時間の都合でここで終了です。次回、この枝を撤去してから休憩所の屋根を張ろうと思います。

Before After

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お読みいただきありがとうございました。

 

カメ池の周りに、お手軽なアジサイとカメの餌になるかもしれないブルーベリーを植えた話

こんにちは、たかおです。

今日は新しく作っている池の周りにアジサイとブルーベリーの苗を植えましたというお話とおまけは菜の花?です。

アジサイを3本植えました

 たかおのビオトープには、祖父が植えたアジサイがあり、3年前から毎年挿し木で株を少しずつ増やしています。試しに植えた挿し木が大きくなったので池の周りに移植しました。

 アジサイは一般的に初夏に赤玉土等に挿し木をして、切り口から根が生えたものをポットに移して苗木を作り、数ヶ月して程度大きくなったら再度移植します。このやり方だと成功する確率が上がりますが手間が掛かるので、私は挿し木を直接、地に植えるやり方にしています。

挿し木から3年経った苗木

 アジサイは、池の際に3本並べて植えることにしました。近くの雑草を取って穴を掘ってエイッで完了です。肥料はやっていません。通常、植えた後は、たっぷりのお水をあげるのですが、この日の翌日は雨予報なので水やりもしませんでした。

左が草取り前、右がアジサイを植えた後です。

 今後も特段何もせずほったらかしです。うまくいけば来年に花が咲けば嬉しいです。再来年にはきっと咲いてくれると思います。数年後、伸びたアジサイの枝にモリアオガエルが卵塊を産みつけてくれると最高です。

ブルーベリーも3本植えました

 父が植えたブルーベリーがあります。実を着けるもののあまり大きくなりません。数年前にその木から挿し木でポット苗を作り、ブルーベリー畑にしようと思い2年前に地植え植えしました。肥料もやっていないせいか成長がゆっくりで、植えた若い木は、まだ実をつけたことはありません。早く実がついてくれると嬉しいです。

nature-n.hatenablog.com

 

ブルーベリーの若い木

 この若い木を3本引っこ抜いて、新しい池の周りで1番陽当たりが良い場所に3本並べて植えました。ブルーベリーといえばピートモスということで、1袋を混ぜて植え付けました。

除草前とピートモス

 

左の山がピートモス、右が若い木3本

 こちらも穴を掘って苗を植えて完成です。このあと雨が降る予報なので、こちらも植えた直後の水やりは、しませんでした。

 雑食のカメはブルーベリーも食べるかも、なんて思っています。ここに実ったブルーベリーをカメが食べるかもしれません。期待が膨らみます。まだカメもいませんが。

アジサイもブルーベリーもある程度になるまで数年先でしょうか。。。

おまけ

春先に勝手に菜の花が咲くようにした場所の草刈りをしました。

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まだまだ気温も高いです。草刈りの途中で気づいたのですが、菜の花のような葉がでておりました。
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残したとしても冬の間に枯れてしまうと思い、きれいに刈ってしまいました。
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その後、耕運機を掛けて完了です。来年の春、菜の花が咲くでしょうか。少し心配ですが、咲かなかったらまた、種を取って撒こうと思います。
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お読みいただきありがとうございました。

カメのための大きめのビオトープ、カメトープ.Zの2枚のプールライナーを接合した話

 こんにちは、たかおです。

 今年のゴールデンウィークに思い立って作り始めた新しいカメのためのビオトープ、カメトープの新しい池、カメトープZ。2枚目のプールライナーを購入して接合したというお話です。おまけはクロアゲハチョウです。

2枚目のシートの購入

 1枚目のプールライナー(5m×4m)を敷いて2枚目のプールライナーの大きさを確認しました。すると、1枚目と同じ大きさだとわかりました。1枚目はヤフーショッピングで

31,580円で購入しました。高いけどしょうがないかと思いながら、なぜか、アマゾンに流れ着き、見てみると、同じものがなんと、

18,150円でした。とてもショックで、しばらく茫然としました。リサーチ不足でとても反省しました。皆さんも気を付けてくださいね。

2枚のプールライナーを敷いて大きさの確認をしました。

プールライナーの接合と養生

 さて、気を取り直して2枚のプールライナーを接合します。今回の池作りを完成させるには失敗は許されません(なるようにしかなりませんが)。

性に合いませんが、できるだけ慎重にやります。接着剤は指定のこれです。1缶で5,000円ぐらいで、たっぷり使いましたが半分以上残ってしまいました。ねっとりとしていて慣れない私にはあまりやりたくない作業でした。

きっと池を作る業者さんが使うのでしょう、特段の説明書はありません。現地で張り付けましたが、波打つプールライナーをしっかりと接合するのに気を使いました。

板を渡して、その上でなるべく平らにして作業を行いました。

はやる気持ちを抑えて一週間養生しました。

 そして一週間後、接合部の水漏れチェックしました。多少は漏れているかもしれませんが大丈夫そうで一安心です。

石積みと養生

 このまま水を張っても良いのですが、生き物の住処や水草を植えられるように石を積んだり敷いていこうと思います。この地味な作業が大変です。とりあえずこれまでストックしてきた石を使いましたが、在庫が少なくなってきたので作業効率が落ちてきます。できる限り、落ちている石を使っていこうと思います。

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 今後の作業順序がとても悩ましいです。それはプールライナーを広げてしまうと雨水が貯まって石の作業が大変になることと、これから落葉するイチョウの葉っぱが池に落ちると拾うのが大変になるので、イチョウの葉っぱが落ちるまで池づくりの作業はブルーシートで養生して中断しようと思います。その間に池の周りの作業を進めたいと思います。
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おまけ

 クロアゲハチョウが地面で休んでおりました。羽の色がなんともいえない色でしたので撮りました。そのまま、そっとしておきました。

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お読みいただきありがとうございました。

 

カメのための大きめのビオトープ、カメトープ.Zただいま製作中です。

こんにちは、たかおです。

今年のゴールデンウィークに思い立って作り始めた新しいカメのための大きめビオトープ、カメトープZ。涼しくなって池づくりを再開したので、今日はその続きですが、完成まではもう少しかかります。今日はシートを半分張ったよという、話です。

遮水はプールライナーに決定

 作り始めた頃は素掘りで水が溜まると楽観的に考えていましたが、結果はそう甘くはなく水は5センチほどしか溜まりませんので遮水することにしました。池の大きさはざっくり縦9m 横3m、深さ30センチから50センチです。遮水する方法は様々ありますが、自分の経験があるプールライナーを使うことにしました。

地面の清掃

 池の底面になる地面を綺麗に仕上げます。水を入れて重くなったシートは、少しの凸部に引っかかり破ける心配があるからです。大~中の石を除去しました。

熊手で大~中の石を除去

養生シート張り

 前回同様に地面の上に養生をしてからプールライナーを敷くことにしました。倉庫にあった使い古したブルーシートを養生シートとして再利用しました。養生シートも安くないので、地面が平滑なら養生シートは不要かもしれません。私の場合はこうしたブルーシートが数枚あって、置き場所に困っていたのもあって渡りに船なのです。

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プールライナーはタカショー

 これまで池を2つ作った時もタカショープールライナーでした。これまでトラブルなしで使用できているので今回もタカショープールライナーにしました。これまでカメのために作ったはずの2つの池とも、現在の主役はカエルです。理由はこれかも知れません。

タカショープールライナーにトラブル 1

 今回の池は長さが9mあるのでプールライナーを2枚買わないといけません。1枚目のタカショープールライナー4m×5mを1枚ヤフーショッピングで購入しました。31,580円でした。2枚必要ですが2枚同時には買えません。今回は、作業性を上げるためにタカショープールライナーにマーキングをしようと思い、広いところでブルーシートを敷いて、その上でタカショープールライナーを広げました。

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すると、青い点が見えました。マジか?


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5ミリ×8ミリ穴が空いている😨

クレーム言っても素直に対応してくれるか分からないし、送り返すのもめんどくさいし、穴の場所も真ん中でないから、なんとかなるかななんて、少しへこみましたが進めます。

タカショープールライナーにトラブル 2

 さらに長さを計ってみると、4mの方が2センチ足りないし、5mの方はなのに9センチもたりない。日本メーカーならプラス1センチ程度にしそうなものですが。念のためですがタカショーという日本の会社が、この外国製のプールライナーを日本で販売しています。梱包の写真のとおり外国製品になりますが、それをいちいちチェックしていないようですね、当たり前ですね。

 

でも、このくらいの精度は気にしません。私自身、精度良くありませんから!

精度の良い方はご注意を!

タカショープールライナー張り 1枚目

気を取り直して作業を進めます。センター出ししてマーキングと揃えます。

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穴の位置を確認すると、水面より上に来そうです、あ~助かりました。

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 このあと2枚目のタカショープールライナーを購入するため寸法をあたりました。2枚目のタカショープールライナー購入にあたり、たかおのビオトープ、今年最大のショッキングな事実が発覚しました。(単なる本人のうっかりですけど)次回紹介します。

こんな形で養生しておきます。イノシシに穿られたらあんな小さいな穴では済みませんからね。

お読みいただきありがとうございました。

 

nature-n.hatenablog.com