たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

カメトープと落葉

こんにちは。たかおです。

 カメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)には池が2つあって、大きい方の2号池は八重桜の下にあります。最近はすっかり秋らしくなり、風も出てきて八重桜の葉っぱもチラホラと落ち始めるようになりました。

f:id:nature-n:20201002224004j:plain

1 八重桜の葉っぱ

 カメトープに八重桜の葉っぱが落ちます。池に落ちたり周囲に落ちたりします。池に落ちると最初は浮かんでいますがそのうち沈んでいきます。週に一度程度しか池の様子を見に行けないので、池に落ちた葉っぱの大半は池の中に沈んでいると思われます。

 みなさんご存じのとおり、桜は落葉樹で春に葉っぱが出てきて秋に落葉して、冬には幹枝のみとなりますよね。桜の葉っぱは約半年が寿命です。葉の寿命が1~2年の常緑樹と比べると葉が薄い気がしますよね。

2 落ちた八重桜の葉っぱの働き

 カメトープに沈んだ桜の葉っぱを拾って見てみるとタニシやカワニナが引っ付いていますので、きっとタニシやカワニナのエサになっているんだろうと思います。浅い所では葉っぱと葉っぱの間にはヌマエビも多く見られるので、やっぱりエビのエサになっているんだろうと思います。

 池の周囲に落ちた葉は雑草の間に積り腐っていきミミズ等のエサになると期待しています。こうして貝、エビやミミズ等のエサが自然と供給されればカメのエサが豊富になることに繋がるのでとても助かるなぁと思っております。

f:id:nature-n:20201002224216j:plain

落葉を食べるタニシ

3 すべての葉っぱは食べきれない!

 八重桜の木は大きく、葉っぱも大量に落とします。今年の落葉シーズン本番はこれからです。貝、エビ等でこの大量の葉っぱすべてを食べきるわけは絶対にありえません。こうして池に残った葉っぱは水質悪化の原因となってしまいます。ということで大きい網目のタモで落ち葉をすくいます。網目が大きくないとタニシやエビ、魚等生き物の一緒にすくってしまって選別が面倒だからです。もしイシガメがいれば池の中の落ち葉の中で冬眠する(らしい)ので、葉っぱをすくう作業は冬眠から覚めた春の方がいいかもしれません。でも(まだ、カメもいませんし)、最近カメトープの水質悪化が気になってきているので、こうして週一でも、ちょこちょこ葉っぱをすくっていこうと思います。

f:id:nature-n:20201002224417j:plain

ちょこっと落葉拾い後の2号池

4 今回思いついた今度やってみたい、たかおの実験VOL.01

  名付けて、

  果たしてタニシは落ち葉を食べるのか?食べるなら好きな落ち葉は何か?を突き止めよう! IN カメトープ

  ということで、遅くとも年内にはやりたいと思います。