こんにちは、たかおです。
モリアオガエルの産卵から”落っタマトープ”を設置しカエルになって森へ帰っていきました(たぶん)のでその話です。
1 これまでの経緯
たかおのビオトープでは、今年は6月に入り3回で計6個のモリアオガエルの卵塊を確認しました。隣の屋敷の大木を剪定したので今年の産卵があるか最初は不安でしたが、想像以上の数にびっくりしました。
1回目の卵塊から孵ったオタマジャクシの成長を追いました。
6月12日 6月19日 6月25日
1回目 卵塊確認 孵化確認 オタマ確認
2回目 卵塊確認 孵化確認
3回目 卵塊確認
2 7月3日(1回目の産卵から約3週)
4回目の産卵はありませんでした。
3回目の卵塊から孵化を確認しました。確認後はオタマジャクシを1号池に放しました。
1回目のオタマは順調に育っていますが、まだ、足は出ていません。エサが足りないのか、6匹を残して(無作為)オタマを1号池に放し、6匹の成長を追うことにしました。
3 7月9日(1回目の産卵から約4週)
6匹のオタマのうち3匹に後足が出ていることを確認できました。
エサ(アオミドロ)が無くなったので追加しました。
プラケースに移して撮影しました。
足が出ている方が頭は若干大きい感じです。
エサとなるアオミドロを追加しておきました。カエルになって森に帰れるように草を入れておきました。
3 7月19日(土砂降りの日)(1回目の産卵から約6週間)
6匹いたオタマが3匹になっていました。残ったオタマ3匹はこんな感じで後足が出ています。気のせいかなんとなく緑がかってないでしょうか。
残念ながら4本足が出たオタマを確認できませんでした。落っタマトープを卒業してカエルになってくれればそれで良しです。
石積みの上の茂みを覗くといました。
照れていますが何とか写真が撮れました。
落っタマトープにエサ(アオミドロ)を追加して、卒業する瞬間を撮影するようトレイルカメラをセットしましたが、設定ミスで撮影出来てませんでした(涙)
4 7月24日(1回目の産卵から約7週間)
残るオタマは前足が出たオタマ1匹でした。エサに入れたアオミドロはほとんど減ってないようです。
きっと数日のうちにはカエルになって森へ帰っていくんだろうと思います。
5 1号池に放したオタマジャクシ(7月24日)
孵化を確認した落っタマトープのオタマは1号池に放しました。数は数えていませんが数百匹はいると思います。でも、あまり見えません。
よく見てみると黒いオタマジャクシがいました。これはツチガエルのオタマジャクシかもしれません。アオミドロの上には四つ足オタマがいました。こちらはモリアオガエルかもしれません。
四つ足オタマをプラケースで掬ってみました。
尻尾があってもしっかりプラケースに引っ付いています。すでに吸盤が機能しているようです。
ツチガエルには吸盤がありませんのでモリアオガエルで確定でしょう。
6 まとめ
2022年のモリアオガエルの1回目の産卵から成長記録を以下にまとめて終わりたいと思います。基本週イチの確認なので間が空いていますがご了承願います。
6月12日 卵塊確認
6月19日 孵化確認
6月25日 オタマ確認
7月9日 後ろ足確認(3匹/6匹)
7月19日 3匹が卒業・残り3匹の後ろ足確認
7月24日 2匹が卒業・残り1匹の四つ足確認
7 おまけ
昨年は2号池で見つけたアカハライモリ。今年はいないなぁ、なんてさみしく思っていたら1号池で発見できました。
アカハライモリはモリアオガエルのオタマジャクシを食べちゃうみたいですね。ツチガエルのは食べないのでしょうか?
まぁどちらにしても数匹なら問題ないと思いますので後は自然に任せようと思います。
8 まさか!!
無事にモリアオガエルを森に帰したと自己満足に浸っていると、まさかの発見が!!
今年、4回目の産卵です。もうびっくり。
真夏の卵塊には、昨年の苦い経験があるので過保護と思いますが天然記念物ですから。ラストの四つ足オタマが残る落っタマトープに移動しておきました。
今回の成長記録から予想するとカエルになるまで1か月余りなので8月末頃でしょうか。
また改めて報告させて頂きます。
お読みいただきありがとうございました。