こんにちは、たかおです。
昨日、こちらは本降りの雨となりました。
そんなに降ると思っていなかったのでイチョウ畑の中の草刈りを始めたのですが、作業中にヒキガエルを見つけたので捕まえて"ひっきー"と名付けカメトープ1号池に入れました。今日はヒキガエルの話です。
カエル、特にヒキガエルは、苦手な方もいると思うので写真は下の方に張っておきます。
目次
1 ヒキガエルの思い出
私はヒキガエルを見るのが実に40年ぶりです。小学生の頃、近所のおじさんから「たかちゃん、うちの裏にヒキガエルがいるからもっていきな~」と言われ、カエル好きだった私は走って捕りに行ったことを思い出しました。
その時は、家にあった虫かごにヒキガエルを入れて数日飼ってみましたが、エサをやれずに痩せてきたので山に放しました(たぶん…)。
少年時代の印象では20センチくらいでとても大きかったと記憶していますが大人になったせいか、ひっきーは少し小さく感じました。
2 ヒキガエルの種類
これまで、ヒキガエルはヒキガエル1種類しかいないと思い込んでいました。今回、ヒキガエルについて調べてみました。
国内に生息するヒキガエルは、二ホンヒキガエル、アズマヒキガエル、ナガレヒキガエル、ミヤコヒキガエル、そして外来種のオオヒキガエルの5種類でした。
今回見つけたヒキガエルは、二ホンヒキガエルかアズマヒキガエルのどちらかだろうとなりました。もう少し調べてみると、こちらの地域では二ホンヒキガエルは生息しないことになっているので、ひっきーは、アズマヒキガエルと思われます。
ではオスかメスか?
交尾の際、オスが間違えられてオスに乗られて脇を抱えられると、乗られたオスは「おい、俺はオスだ」と鳴くそうです。ということで、脇の下を抑えられて鳴くのがオスで、メスは鳴かないようです。
捕獲した時は草刈りの途中で捕獲し軍手のまま、たぶん脇の下あたり抑えていたと思いますが鳴いていなかったのでメスだと思います。
ということで、ひっきーはアズマヒキガエルのメスという結論になりました。
3 レッドリストで見るアズマヒキガエル
レッドリストは絶滅の恐れのある野生生物の種のリストで、国内では環境省が出している全国版と、地方公共団体が出している地域版があります。
それでアズマヒキガエルを見てみると
アズマヒキガエルは、全国版では、特になし。
地域版では、要注目種となっています。
ちなみに、たかおのビオトープに関係する他のカエルは次のとおり。
ツチガエルは、全国版では、特になし。
地域版では、準絶滅危惧種となっています。
モリアオガエルは、全国版では、特になし。
地域版では、準絶滅危惧種となっています。
ということで、こちらの地域では、カエルが減ってきていることがわかりました。
4 カメトープ1号池にひっきーを入れてみた
1号池と2号池のうち、より浅い1号池に入れてみました。
最初は水に入らずに石の隙間に身を寄せていましたが、そのうち、池に入りリラックスしているようでした。間もなくして見えなくなってしまいました。
1号池に居座るのか、2号池に移動するのか、はたまた山に帰るのかは、ひっきーの好きにしてくれればいいのですが、また会うことができれば嬉しいです。カメトープで産卵してくれれば最高です。
お読みいただきありがとうございました。
写真等をこの下に貼っておきます。