たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

アオミドロ お前の敵は 何なのさ

こんにちは、たかおです。

カメのためのビオトープ、カメトープ(未だにカメはいませんが)1号池はアオミドロに覆いつくされそうな勢いです。

今回はアオミドロを少しでも減らしたいと思い、寒冷紗で日陰を作ることにしました。いい結果が出ると嬉しいのですが。

1 1号池の状況

カメトープ1号池の水深は大体0〜30センチぐらいです。上空には紅葉があり、その横には桜が2本あります。時期になると落ち葉や花びらが大量に池に落ち込みます。

午前中は木陰に入り午後から直射日光が当たります。

かつて植えたクレソンが池の片隅で元気に生えています。

クレソンの無い水面にはアオミドロが溢れんばかりに増えています。
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2 アオミドロの好む場所

アオミドロが増える原因として、①日当たりが良い、②水の富栄養化が挙げられます。

カメトープ1号池は①、②とも当てはまりますので、こうしたアオミドロが好む点を減少させるて、なんとか段階的にアオミドロを減らしていきたい思います。

3 陽当たりを悪くする

先日、水面にブルーシートを敷いたところ水が腐ってしまいました。今は時期的にもツチガエルがたくさん住み着いているので、上空に寒冷紗を張って陽当たりを抑制してみることに。1か月ほど様子を見てアオミドロの元気がなくなってきたところで次の手を打ちたいと思います。


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4 思わぬ遭遇

クレソンにはトンボが羽化した際の脱け殻が付いていました。これまで数種のトンボが飛来してきたのを目にしていましたので、ついに自分の作った池からトンボが飛び立つまでになったかと嬉しく思いました。

抜け殻からヤンマの種類だろう位は推測できますが、それ以上は分かりません。

その数日後、クレソンの中に羽化して羽を乾かすヤンマを見つけました。しかもお昼前の時間であったので、とても驚きました。アラフィフの私も初めて生で見る光景でした。


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成体を見るとギンヤンマでしょうか。ギンヤンマは4か月から8か月ほどで成体になるようで、1号池で越冬したと思われます。池の水を抜かなくてよかったと思いました。

 

アオミドロを減らす方法に、直接むしり取る方法もありますが、ここまで酷くなるとアオミドロに小さな生き物が絡まって分別が難しいです。

生き物の負担を小さくした上で、アオミドロ対策を段階的に進めて行ければいいなと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。