たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

モリアオガエルがカメトープに産卵しました 

こんにちは、たかおです。

梅雨が本格的になったこの1週間、ついにカメのためのビオトープ、カメトープ(まだ、カメはいませんが)にモリアオガエルの卵塊を確認しました。

昨年は桜の幹に産卵していました。nature-n.hatenablog.com

 

1 カメトープのモリアオガエル

 梅雨に入ってからモリアオガエルが産卵にくるかどうかずぅーっと気になっておりましたが、本日(7月4日)ついに泡状の卵塊が確認されました。場所はこれまでと同じカメトープ2号池の上になりますが場所が若干違い、ツルの葉でした。

梅雨に入り、曇りの日が増えてくると隣地の植え込みからモリアオガエルらしき鳴き声が聞こえてきていましたので、きっとそのカエル達が産卵のためにやってくるのだと思われます。

昨年はオタマジャクシが確認できませんでした。

原因はオタマジャクシが落ちたらすぐに2号池のハヤに食べられたと思っていましたが真相はわかりません。

今年はカエルになるまで観察できればいいなぁと思います。

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分かりづらいですけど・・・赤マルの中に卵塊がある

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モリアオガエルの卵塊のアップ

2 オタマジャクシをバケツでキャッチしたい

 モリアオガエルは、泡の中の卵塊からオタマジャクシに孵って水に落ちます。

今年はカメトープ2号池の中に水を張ったバケツを置いて、落ちてくるオタマジャクシをキャッチしカエルになるまで見守りたいと思います。

 

     モミジさんのオタマトープをパクらせていただきネーミング。

momijiteruyama.com

 

その名は 

落っタマトープ(まだ落ちてませんが) in カメトープ(まだカメいませんが)

 

です。

 

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うまくキャッチできるか心配です。

フライとるのが下手だったからなぁ、大丈夫かなぁ?

3 落っタマトープの環境

週一で様子を見に来れればよい程度なので、バケツの中でオタマジャクシが勝手に生きていけるようにしておきたいと思います。

そのうちボウフラも沸くでしょうしカメトープ1号池のアオミドロも入れておきます。

しばらくは、これで様子を見たいと思います。

 

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落っタマトープの中。丸まったアオミドロと2号池に浮かんでいたアナカリス

こんなんでいいのかなぁ?

無事オタマをキャッチできたらエサを増やしていこうと思います。

 お読みいただきありがとうございました。

タニシが好きな葉っぱは何だろう!?実験

 こんにちは。たかおです。カメのためのビオトープ、カメトープ(まだカメはいませんが…)に大量投入したタニシが池に落ちた桜の葉っぱを食べているようなので、桜の葉っぱが好きなのか?他の木の葉っぱと比べることにしました。

1 選んだ葉っぱは桜、イチョウ、もみじ

 カメトープの周辺には桜の他に、イチョウ、もみじの木があるのでその葉っぱと比べてみました。3枚づつ用意しました。

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桜とイチョウともみじ

2 落ち葉を1週間水に浸しておく

 葉っぱの条件が同じになるように1週間水に浸して放置しました。最初は浮いていましたが1週間後には沈んでいました。

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水を入れて1週間放置、最初は浮いていた。

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1週間が経ち葉っぱは沈んでいた。

3 いよいよ実験スタート

 3個の容器を用意してそれぞれ桜、イチョウ、もみじの葉っぱを1枚ずつ入れて動かないよう小石を載せます。また、池に落ちた桜の枝にタニシが付いていたことがあったので桜の小枝も入れることにしました。そしてタニシの代表を10匹ずつ入れます。再び1週間、屋外で放置します。アライグマやハクビシン等が邪魔をするかもしれないのでネットを掛けておきました。

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実験準備完了!

 

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タニシの代表

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実験スタート!!


4 1週間後、実験の結果は?

 1週間が経ちました。気温はそれほど低くなかったですが紅葉が進みました。天気は晴れの日が多かったです。さて、様子を見ることにしましょう!!

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1週間後。紅葉が進みましたよ~

最初の容器です。

 桜…2匹 イチョウ…1匹 もみじ…0匹 小枝…0匹 不参加…7匹 の結果です。 

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最初の容器

次の容器です。

 桜…1匹 イチョウ…1匹 もみじ…0匹  小枝…0匹 不参加…8匹 の結果。

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次の容器

最後の容器は

 桜…1匹 イチョウ…0匹 もみじ…0匹  小枝…0匹 不参加…9匹 でした。

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最後の容器

5 タニシは桜の葉っぱがお気に入り??

 判定の曖昧さや写真の不鮮明さですっきりしませんが集計して一応結果発表です!!

 桜…4匹 イチョウ…2匹 もみじ…0匹  小枝…0匹 不参加…24匹

 ということで、タニシは桜、イチョウ、もみじの葉っぱ中では桜の葉っぱが一番好きという結果になりました。ほんとかぁ?大丈夫かな??不参加が24匹もいるもちょっと…ですね。。

 

 

カメトープの頂点捕食者

こんにちは。たかおです。カメのためのビオトープ、カメトープ(まだカメはいませんが)のエサ場となる1号池、今日はその紹介です。

 1 カメトープの1号池はカメのエサ場

 カメトープには池を2つ作りました。1号池はカメのエサ場、2号池はカメがたくさん泳げて冬眠できるようにと、サイズと深さを変えました。エサ場となるためにはエサとなる生き物が元気よく繁殖してほしい、とそんな感じで考えています。

2 エサ場の秋

 残暑が残る頃は5,6匹いたツチガエルは最近めっきり見なくなりました。しばらく探してみてようやく水中でじっとしているツチガエルの子を見つけることができました。この時期になるとすっかり水温が下がっていますね。手を入れると冷たい。。そのうち水温をはかってみたいです。

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水中でじっとする子ツチガエル

 アオミドロをかき分けると、種類や大きさの違うヤゴがいました。トンボの詳しいところは分かりませんが、検索してみると、ヤンマの仲間、トンボの仲間のヤゴのようです。小さいヤゴは順調に成長してほしいし、大きいやつは来年には○○ヤンマになって卵を産みに戻ってきてほしいものです。

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○○ヤンマのヤゴ

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○○トンボのヤゴ

3 今のエサ場の頂点捕食者はヤゴ?

 カメトープの頂点捕食者はカメです。でもカメはまだいないので今の頂点捕食者は何か考えてみます。エサ場の主だった生き物(水中)は、ハヤ、ヤゴ、オタマジャクシ、ヌマエビ、カワニナ、タニシぐらいです。

 この食物連鎖に入らないと思われるカワニナ、タニシを外します。

 ハヤはヌマエビを食べそうです。ヤゴはハヤの子、オタマジャクシ、ヌマエビを食べそうです。オタマジャクシ、ヌマエビの食べ物はアオミドロ、落ち葉、苔でしょうか。となると、今のエサ場の頂点捕食者はヤゴとなりますかな。

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頂点捕食者のヤゴ(○○ヤンマ)

4 1号池のキーとなる生き物は?

 今のエサ場の頂点捕食者のヤゴは、カメがいればカメにエサになります(たぶん)。ヌマエビは池の掃除のほか、ハヤ、ヤゴ、カメのエサになります。とするとヌマエビがいなくならないように注意すればいいのかなぁと思います。

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エサ場の重要なヌマエビ

 

カメトープにハクビシン!

こんにちは、たかおです。

カメのためのビオトープ、カメトープ(まだカメはいませんが)にアライグマがやってきたと紹介したところですが、やはりというかハクビシンもやってきました。ハクビシンは石垣の上からやってきました。きっと山の方からやってくると思われます。今のところハクビシンによるカメトープの被害はないかなと思います。ビオトープなんで、いろいろな生き物が来るのもどうしょうもないのですが、やっぱり管理人としたら好き嫌いがあるのが正直なところです。

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カメトープにハクビシン

1 ハクビシンとアライグマ

 ハクビシンもアライグマも両方とも夜行性のため、生で皆さんのお目にかかることはあまりないかなと思います。最近は、その手のTV番組で時々目にするようになりました。なんとなく似ているなぁと思います。具体的な特徴を見ていくと・・・

2 顔の違い

 ハクビシンは名前の由来となっているとおり鼻にしろい筋があります。アライグマは少しエラがはっているような顔してますね。

 

3 尻尾の違い

 ハクビシンの尻尾は細長く、シュッとしているのに対してアライグマの尻尾はラスカルでも描かれているように、太く縞模様となっています。

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4 ハクビシンの食べ物

 ウィキペディアによりますと「ハクビシン植物食中心の雑食性で、果実、種子、小動物、、鳥のなどを食べる。中でも果実を好む。」とあります。小動物か…カメが食べられてしまうとなると心配です。

 

5 ハクビシン被害

 昔はこの辺りは果樹畑が多く、果実がハクビシンの被害に合うことも多かったらしく、僕も子どものころ、檻に入れられたハクビシンを見たことがありますが牙をむき出しにこちらを威嚇した恐ろしい顔は今でも覚えています。最近は果樹畑も荒廃してきましたが、ハクビシンはしっかりと生き延びているんだと知ることになりました。

6 ハクビシン対策

 とりあえず、カメトープの周りをネットで囲っていますが石垣のところはうまく設置できません。まぁカメがやってくるまで実質的な被害はなさそうなのでしばらく様子を見たいと思います。いずれハクビシンもアライグマ同様、狩猟対象動物に含まれていますので、狩猟免許を取得して適切な時期(狩猟期)にワナで捕獲できればいいなと思います。