たかおのビオトープ

思いついて、やってみたことを書いています。

夏休み カエルの記録 ひとまとめ

こんにちは、たかおです。

今年の夏、たかおのビオトープにあるカメトープではモリアオガエルの卵塊がいくつか見られました。7月24日に最後の卵塊を発見し、落ったまトープ(泡から出てきたモリアオガエルのオタマジャクシがカエルになるまでの棲み処)で育て(基本、ほったらかし)ました。

今回の経験でモリアオガエルのオタマジャクシを育てるポイント2つが判りました。

目次

モリアオガエルのオタマジャクシを飼う時のポイント

エサはアオミドロがおすすめ

水深は深い方が良い

 

それでは経過報告です。

ちなみに毎日観察しているわけではなく週末での記録ですのでご了承ください。

7月27日 卵塊発見

カメトープ1号池のモミジの枝に、今年最後となる卵塊を発見しました。

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落ったまトープに卵塊を移し、オタマジャクシが落ちるのを待ちます。自然に任せ雨を待ちます。まだ、カエルになりきれない前回分のオタマがいるので脱出用の草を入れてあります。

7月31日 オタマジャクシになったよ

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1週間も経たないうちに、オタマジャクシが孵りました。数えていませんが、ぱっと見で100~200匹程度のオタマジャクシがいます。まだ卵が残っていそうだったので、小さくなった卵塊はカメトープ1号池に移しておきました。

来年のために飼育環境を変えて生育状況を比較することにしました。


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自然界でのエサは何がいいの?

ネットで調べると、金魚のエサを食べるらしいし、カツオ節も食べるらしい。それはそれは栄養満点でうらやましい。ほったらかしが基本の私が思いつくのは、落ち葉とアオミドロしかなかったので、この両者で比較をします。

水深は、浅いのと深いのとどちらがいいの?

「オタマジャクシが溺れる」というのをネットで見かけたので水深の比較をすることにしました。

桶、バケツとボール、計4つの容器に6匹ずつオタマを無作為に選定し入れて育てる(ほったらかし)ことにします。

8月7日 ボウル(エサ:落ち葉)のオタマが減少、それ以外は順調に成長

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ボウル(エサ:落ち葉)のオタマは6匹から3匹に減少しました。原因は、鳥か、獣か、はたまた共食いか?原因は分かりません。それ以外の容器では順調に成長しています。オタマジャクシ成長の違いは、見た目ではわかりません。

ボウル(エサ:落ち葉)の水が落ち葉のアクで汚れたので替えました。また、青バケツ(エサ:アオミドロ、水深:深い)のエサが減ったので補充しました。

8月14日 台風8号で水位上昇、でもそのまんま

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台風8号での大雨で容器の水位が上がっていました。問題はないのでそのままにしておきました。

8月20日 青バケツのオタマの後ろ足が出た ボウルのオタマは壊滅

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青バケツ(エサ:アオミドロ、水深:深い)のオタマジャクシの6匹のうち、5匹に足が出ていました。

ボウルのオタマは両方ともモリアオガエルのオタマジャクシがいなくなっていました。ということは、共食いではなく、鳥か獣に食べられたということが想定されます。水深が浅いと逃げられないですから。

ただ、アオミドロを入れた方にはよく見ると小さいオタマジャクシがいました。エサに入れたアオミドロに絡まって別のオタマジャクシ(たぶん、ツチガエル)が入ったと思われます。アオミドロを採取した1号池に放流しました。

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前回の様子ではこれから1後ろ足がでてから1週間ほどでカエルになるので、卒業する瞬間が写れば嬉しいなとトレイルカメラを置いてみました。

8月27日 青バケツ(エサ:アオミドロ)が空っぽで役目終了

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今日、青バケツを確認するとオタマジャクシが全ていませんでした。カエルになって森に帰ったということでしょう。昨日の夜、大雨が降りました。きっと、その雨の中、森へ移動したのだろうと思います。これで青バケツの役目が終了です。残念ながらトレイルカメラでカエルになった姿を確認できませんでした。

さて、残るは白桶です。

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桶のオタマは後ろ足がようやく出てきました。気温が下がる前にカエルになってと森に帰らないといけないので、アオミドロも投入し脱出用の草も入れておきました。早ければ来週には空になっていることでしょう。
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モリアオガエルの飼育する最適な方法

この1か月の記録で以下の飼育方法が最適とは言い過ぎかもしれませんが、まぁまぁじゃないかと言えることが判りました。これで、来年の落ったまトープの仕様が決まりました。

モリアオガエルのオタマジャクシの飼育は容器はバケツ

エサはアオミドロ

 その理由は、

 アオミドロは勝手に増殖するのでエサやりが、ほぼ不要

 光合成によりエアレーション不要

 ※ボウフラが湧くので注意

今回は、4つ足のオタマや、モリアオガエルになった姿を紹介できなかったので、これらを見たい方はこちらをご覧ください。

 

nature-n.hatenablog.com

お読みいただきありがとうございました。

 

 

たかおのビオトープ バッタ9種

こんにちは、たかおです。

先週は台風8号の接近で草刈りがあまりできませんでした。

残った草を刈っているといろいろなバッタを見たので写真を撮ってみました。

自分が子どもだった頃よりバッタが多い気がして嬉しい反面、全然耕作していないからなぁと複雑な心境です。

まだまだ暑いのですがセミの声に混ざって虫の鳴く声を聴くことができました。

秋は近づいてますね。

イナゴ

イナゴ 幼虫

自分が子どもの頃には近所であまり見ることがありませんでしたが、草刈りをするようになったここ数年、見かけるようになりました。今日までトノサマバッタと思い込んでいましたが、改めて調べてみて目の大きさからイナゴと判断しました。

先月までは成虫をそこそこ見ましたが今日はこの小さな幼虫をたくさん見ることができました。

エンマコオロギ

エンマコオロギ オス

エンマコオロギ メス

昨年は、あまり目にしなかったコオロギですが、刈りっぱなしで放置された枯れ草から出てきました。昔からたくさんいて珍しくもなんともありません。

オンブバッタ

オンブバッタ 下の大きいのがメス

オンブバッタ メス

草刈り中に一番多く目にするのがこのオンブバッタです。

緑の草にまぎれて見つけにくいですね。

 

キリギリス

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バッタといえばキリギリス。今はまだ幼虫です。冬支度はしていない雰囲気です。

クビキリギス

クビキリギス 茶色

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 クビキリギス 緑

クビキリギス 緑 幼虫

このクビキリギスもたくさんいます。色の違いは生活環境の湿度の違いらしいです。湿度が高い環境で育つと緑、乾燥していると茶色だと。間接的に湿度で保護色を判断するということでしょうかね。

クツワムシ?

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自信があまりありませんがクツワムシであってますでしょうか。もう少し大きいかったかなと思ったりもしますが。草刈り中に3度くらいしか見なかったです。

 

ショウリョウバッタ

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ショウリョウバッタ オス

ショウリョウバッタ 緑 メス

ショウリョウバッタ 茶色 どこにいるかわかりますか?

ショウリョウバッタのメスはデカいです。オスはメスの半分位です。幼虫かと思えました。

 

スーイッチョン

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よく「スーイッチョン」と鳴くバッタで正式名は「ウマオイ」とのこと。子どもの頃、祖父から教わった「スーイッチョン」。ネットでもヒットしたので全国区の名前だったのかと驚きました。

これからもスーイッチョンと呼ぼうと思います。

ヒシバッタ

ヒシバッタ

今回一番小さいバッタです。上から見ると菱形に見えるのは名前の由来とのこと。日なたよりは、半日陰のところで見ることができた地味なバッタです。

 

草刈りは面倒ですけどバッタがこれだけいると嬉しくなります。やっぱり除草剤は使えませんな。

 

お読みいただきありがとうございました。

草刈りしても草は尽きない




黒金魚 しばらくしたら 赤金魚

こんにちは、たかおです。

今日は気づいたら金魚の色が変わっていたというお話です。

私は初めてのことでとても驚きました。

でも、調べてみると珍しいことではないようです。

金魚を選ぶ時や名前を付けるときに皆さんの参考になると嬉しいです。

1 最初はヒレが黒い和金

今年の5月から睡蓮鉢に挑戦しています。植えたヒツジグサという睡蓮は、これまで4回も花が咲いて母や私を喜ばせてくれました。この睡蓮鉢には2匹の金魚を入れてあります。

隼人和金というヒレが黒い和金と東錦という紅白の琉金です。

隼人和金の方は、口の周りも黒く髭のようだったので「ヒゲ」、東錦の方は体形が丸いから「マル」と名付けました。

その後、原因不明(水質の悪化かも)でマルは✩になり、桜琉金を2代目マルとして向かい入れ、その後は「ヒゲ」も2代目「マル」も順調に成長しています。

2 「ヒゲ」のヒゲがない

いつも母が金魚たちに餌やりをしてくれています。昔飼っていた愛犬以来のペット?ですが、母が近づくと足音で分かるようで金魚たちが水面に上がってくるらしく、「金魚でも主人が判るのよ」とまんざらでもない様子です。

私が草刈りの合間に久しぶりに餌を上げた時のことです。私には愛想が良くありませんがエサをやると水面に浮んできます。

久しぶりに見る「ヒゲ」の口。少し違和感を感じます。

『なんかキレイ?そうだ、髭がない。』

よく見ると、ヒレも黒くないよ。

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口の周りと背ビレ、尾ビレは黒かったのですが、その黒が無くなって赤くなっていました。口の周りもきれいに赤くなっていました。

3 金魚にはよくあることらしい

金魚に詳しい方が書いた記事を読むと、金魚では色が変わることがよくあるとのこと。新発見でもヒゲを剃ったわけでもありません。

赤い金魚も卵から孵ってすぐは黒く、成長してくると黒から赤く変わってくるようです。また、紅白の金魚の場合は、赤が抜けて白が強くなるのもあるようです。

この金魚は金魚屋さんで、子ども達に選んでもらいました。子どもにヒゲの変化の話をすると驚いていました。赤に黒が入った色が気に入って選んていたので少しショックな様子です。

もしかしたら黒い金魚から赤い金魚になっていく途中で、黒色がヒレや口に残っていただけなのかも知れません。

紅白のマルの色は変わってないようです。

色が変わっても体形は変わらないと思うので、「マル」は大丈夫です。

金魚に名前を付けるときは、色に因むのは注意が必要です。

金魚を選ぶ時や名前を付けるときに皆さんの参考になると嬉しいです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

nature-n.hatenablog.com

 

かぶと・〜ぷ 今年の夏は 道半ば

こんにちは、たかおです。

今日は草刈りの続きをしてました。酷暑、一息といった週末でしたね。と言っても32度、日向は暑かったです。

カブトムシやクワガタがぼたぼた落ちてくるクヌギ林を夢見て、かぶと・〜ぷを作ってます。草刈りの休憩も兼ねて、若いクヌギを揺すってみました。

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クヌギの成長状況

クヌギはドングリから苗を作り、4年前に植えてから順調に育っています。

昨年の状況

植えてから1、2年経って根っこがしっかりと着いてたのか、成長が早まりました。大きさはマチマチで15本ぐらい(把握してません)です。

下は今日の写真です。

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クヌギをユサユサしてみる

落ちた虫がわかるようにブルーシートを敷いて、大小全てのクヌギをユサユサしてみました。

本当は足でドンドン蹴るのですが、まだ、幹が細く手で充分揺すれます。

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はい、結果はこれ。


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カナブンとコメツキムシです。

写真は1枚ですが、カナブンは7匹、コメツキムシは2匹でした。他にはアリ、クモ多数、以上です。

クヌギの本数を増やそうかなと、考えさせられました。カブトムシやクワガタは少し先になりそうです。

かぶ島(かぶとー)の整地

かぶと・〜ぷには、カブトムシが産卵する場所を作りました。昨年の秋に猪が荒らされてしまい、昨年は見れたカブトムシは今年の夏はやっぱり見れませんでした。

これから産卵してもらえるように草取りと整地しました。こうして綺麗にしておくと、穴ができるとわかりますので、産卵のためにメスが穴を掘れば発見しやすくなります。

かぶ島1号


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かぶ島2号


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クヌギの枝を眺めていたら、大きなドングリになる小さな実が付いていました。

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↓かぶと・〜ぷを始めた時のもの↓

nature-n.hatenablog.com

 

おまけ

今日の午前中にヒツジグサが咲いてました。肥料が効いているのか、今年うれしい4回目です。

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暑さ対策で簾の2枚掛けです。

明日からまた暑くなりますね。

皆様もお体にお気をつけください。

お読みいただきありがとうございました。